イクイノックス、アーモンドアイと交配 合わせてG1・15冠
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吉田JRA理事長からレリーフを受け取るシルクレーシングの米本代表 |
まるで、ゲーム? 23年度のJRA賞授賞式が29日、都内ホテルで行われた。交配が決まっているG1・9勝馬アーモンドアイ(牝9)は顕彰馬、イクイノックス(牡5)は年度代表馬として関係者がそれぞれ登壇。
2頭を所有した(有)シルクレーシングの米本昌史代表(49)、生産者であるノーザンファーム吉田勝己代表(75)は最強ベビー誕生へ期待感を募らせた。
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令和のビッグカップル誕生が近づいてきた。史上35頭目、牝馬6頭目の顕彰馬選出となったアーモンドアイに、2年連続年度代表馬イクイノックス。
JRA賞授賞式が行われた都内ホテルで、2頭を所有した(有)シルクレーシングの米本昌史代表は未来の最強ベビーへの思いを語った。
米本代表 もしイクイノックスを受胎して、当クラブでの募集となれば…、夢の夢の夢。
ゲームでも作れないような、夢の配合じゃないですか。生き物ですから、まずは無事に父母ともにいってほしいですね。
日本馬史上最多の芝G1・9勝を挙げた母と、23年世界ランキング1位の父。父母合計G1・15勝、2頭の総獲得賞金は40億円を超える。
昨年引退したイクイノックスは試験種付けを順調に終え、2月中旬に始まる種牡馬生活へと準備が進んでいる。
生産者のノーザンファームの吉田勝己代表は「ものすごく安心しています。
あんな強い馬いなかったですし、世界1位の馬です。
種付けする牝馬もトップクラスをつけてイクイノックス自体もリーディングサイアーになれるようにもっていきたいです」と並々ならぬ意欲を語った。
各馬のJRA賞授賞式は顕彰馬表彰に始まり、年度代表馬表彰で終わった。
アーモンドアイは12日に3番子となるキタサンブラックとの牝馬を出産したばかり。初子のエピファネイア産駒はアロンズロッド(牡2)と命名され、夏以降のデビューに向けて北海道のノーザンファームにて競走馬への道を歩み始めている。
「来年、日本ダービーのゲートにいることを楽しみしています」と米本代表。
最強馬たちの血は次世代へと紡がれる。
【松田直樹】
◆アーモンドアイの子供 初子は父エピファネイアの2歳牡馬で、先日シルク・ホースクラブが馬名をアロンズロッドと発表。
母と同じく美浦・国枝厩舎に入厩する予定となっている。
2番子は父モーリスの牡馬。
今年1月12日には初めての牝馬が誕生。
父はキタサンブラックで、父母合わせるとG1・16冠ベビーとなる。
2024年1月30日10時22分
(日刊スポーツ)
同格クラスの種牡馬なら牡馬の兄ならアロンズロッドは牝馬だけに常識的には2番子の牡馬の半額が適正価格と言えるところだが、如何せんアーモンドアイの牝馬と成るとどんな牧場でも基礎牝馬としての価値から滅多に市場に流れるものでは無く、牡馬と同等の値で取引されるだろう。
ましてや上2頭の種牡馬と計画的に3番仔として配合されたとも言えるイクイノックス産駒と成れば当然2頭以上の好馬体の馬成るだろうし、生産者ノーザンファームは意地でも他場にこの血は渡したくない筈で、あのハギノカムイオーのセリ市場時の殺気立った競りに成るだろう。
「セリ場を馬鹿にするな」と大暴れした我が恩師・中村和夫が生きていれば最後の最後まで争って競り市場最高価格の値までの争いと成っただろうが、そんな異端児もこの世を去った今、社台軍団を相手に回しての争いと成ると期待は薄い。
とは言ってもセレクトセールに出せば、競り市場最高牝馬価格に成るだろうし、餡子の詰まったセレクトセールに成るだろう。
どんな高値で取引されてもクラブ馬に回して引退後には繁殖牝馬として買い戻すだろうし、他場にこの血が流れ出る可能性は皆無と言える。
市場の裏社会を知っているモノに取ってはとんだ茶番劇と解るが、セリ場は血の登った輩の戦場で、都内では40億円のマンションが売れる時代で、投機が絡むと4億円も40億円も同じ額に見えてくる様だから怖い世の中に成ったものだ。
誰がどう転んでも牝馬が3年懸けて競争賞金を5億円以上稼ぐ確率は極端に低い確率でもある。
なぁ牧場経営を見込んでの投資なら広告代だと思えば安い買い物では有るが…