田口貫太「昨年を上回るような成績を」
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最多勝利新人騎手賞を受賞した田口騎手(撮影・丹羽敏通) |
<JRA賞授賞式>
2023年度のJRA賞授賞式が29日、都内ホテルで行われた。
最多勝利新人騎手には35勝を挙げた田口貫太騎手(20=大橋)が選ばれた。
今年の目標を「昨年を上回るような成績を残し、重賞勝利を目指して頑張りたいと思います。
応援よろしくお願いします」と、ハキハキとした口調で話した。
田口騎手は受賞について「このような賞をいただき、光栄に思っています。
デビュー当初から馬主さんをはじめ、大橋調教師、厩舎関係者の皆さまから多くの騎乗馬を用意していただき、これだけ勝たせていただいたと思っています」と真っすぐと視線で感謝を述べた。
昨年は阪神JFをニュージェネラル(牝、武英)でG1初騎乗(17着)。
多くの経験を手にしたルーキーイヤーとなった。
「初めてG1競走に騎乗させていただき、パドックや返し馬の雰囲気は普通のレースとはまるで違いました。
乗せていただいた馬主さん、武英調教師。
みなさまに感謝しています」と話した。
2024年1月29日19時19分
(日刊スポーツ)
ピリピリした厩の世界で田口貫太騎手の顔を見かけると空域は和むし、騎乗させた事のない馬主・調教師も「おにぎりくんとはうまいキャラを付けたもんだ…」と顔を和ませる。
我らの少年時代を思い出すといじめにも感じるキャラ名だが、当の本心はゴマ塩顔で微笑んで返すあたり嫌いなキャラ名では無いのだろう。
騎手も近年タレントと同じく人気商売で、売れてナンボの時代と成ったし、完全に騎乗技術は向上しており、技術職の時代では無くなったし、馬主自体が名誉・プライド自体も薄らいできている。
女性・外人が厩を闊歩する事など考えられなかった我々の青春時代だし、どちらかと言うとご法度扱いだった事を考えると随分と変わったと言えるだろう。
その名残を想いださせるのがイギリスから短期免許で来日している女性騎手のキング騎手で、頑固な考えを持つ馬主・調教師には受けが良い。
良い馬が回って来ているのも事実だが、再三個人的にプッシュして来たのにもアスリートとしての自覚が有り、根性・技術は男勝りな所が有り真の大和撫子の強さを感じる。
動乱の会津藩を支えたのはこんな女性達だった筈で、我が父の母に似た強さを感じている。
顔で笑って人を斬る…そんな強さを身に付けたら田口貫太時代が来るだろう、頑張れ塩おにぎり!寛太!!がんばれよ2年目を頑張れって実績を残せば鮭おにぎりに昇格できると言うものだ