セットアップ、サウジダービーの招待を受諾 海外でダート初挑戦 鹿戸師「順調にきています」
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セットアップ(2023年9月2日撮影) |
札幌2歳S覇者のセットアップ(牡3、鹿戸)はサウジダービー(G3、ダート1600メートル、2月24日=キングアブドゥルアジーズ)の招待を受諾した。
海外で初ダートに挑むことになる。
鞍上は横山武騎手。
朝日杯FS7着後、美浦トレセンに在厩で調整されており、鹿戸師は「順調にきています。
まだレースまで時間があるのでセーブしながらやっていきたい」と話した。
ウシュバテソーロはサウジC参戦決定・ドバイワールドCへ中東転戦 高木師「体調は問題ない」
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ウシュバテソーロ(2023年12月29日撮影) |
昨年のドバイワールドC覇者ウシュバテソーロ(牡7、高木)はサウジC(G1、ダート1800メートル、2月24日=キングアブドゥルアジーズ)に参戦することが決まった。
高木師が明らかにした。
昨年末に東京大賞典で連覇を果たし、当初は連覇のかかるドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、3月30日=メイダン)に直行する予定だったが、中東を転戦することになった。
「招待を受諾しました。
体調は問題ないですし、放牧先から明日(18日)美浦に戻ります」と話した。
鞍上は川田騎手。
2024年1月17日8時21分
(日刊スポーツ)
今年も正月早々から競馬界は慌ただしく、日本馬同士の戦いより海外遠征中心に古馬陣は動いているが、円安ドル高だけでそんなに影響しているとは思えない。
やはり昨年のパンサラッサが世界NO1賞金サウジCを制した事により、世界には高額賞金レースはいくらでもある事に気付かされたのが本音だろう。
ましてやクラブ馬を含めて、日本の馬主は有力馬を複数持ちが多く、国内で星の潰し合い・賞金の取り合いをするなら海外に目を向けるのは当然の事だし、今ではそんな世界情勢も簡単に入手出来る時代に成って来た。
1部の調教師・馬主は20年昔に・30年前から行って来たものだが、そんな馬主も調教師も今の競馬界にはいなくなり、そんな話も出来事も語り屋さえも居なくなってきたのは寂しい限りだ
藤田晋社長所有の馬フォーエバーヤングに続きセットアップもサウジダービー参戦を表明したが、よほど目先の利かない馬主・調教師なら理解出来なくても、G1の1つや2つ取った調教師や馬主なら如何に中東競馬場にはカネが落ちているかは理解出来るし、中央142勝 地方155勝で300勝以上した馬主なら世界の競馬事情を解らない筈がない。
そんな馬主も高齢になり、櫛の歯が零れ落ちる様にいなくなったが、老いて益々競馬欲にる馬主を観ていると、自分の事の様に感激する。
成せばなる、成さねばならぬ何事も、成らぬは己のなさぬもの成り。
残された人生がいかほどかは解らぬが、ろうそくの灯が燃え尽きる最後の瞬間の様な終わり方だけはしたくないものだ。