砂の大器ヤマニンウルスが無傷の4連勝!武豊騎手「能力ある。今後楽しみ」
無傷の4連勝で雅Sを制したヤマニンウルス(撮影・白石智彦) |
<雅S>◇14日=京都◇3勝クラス◇ダート1800メートル◇4歳上◇出走13頭
ダート界の大器、ジャスタウェイ産駒のヤマニンウルス(牡4、斉藤崇)が無傷の4連勝を飾った。
好スタートから2番手で流れに乗ると、4角では抜群の手応えで、持ったまま先頭に並びかけた。
直線も余裕たっぷりの走りで、デビューからの連勝を4に伸ばした。
2戦ぶりのコンビとなった武豊騎手は「返し馬で硬さを感じたけど、競馬にいったら問題なかったです。
だんだん競馬を覚えてきて、行きっぷりが良すぎるぐらいでした。
能力がありますね。
今後が楽しみです」と手放しに評価した。
同馬は22年8月の小倉でデビュー。
新馬戦を2着に4秒3差をつけるレコードで勝利して一躍、注目の存在となった。
その後も1勝クラスを1秒差、2勝クラスを0秒6差と圧勝で3連勝。
この日の2着馬バハルダールとの差は0秒2、1馬身4分の1差だったが、3着馬はさらに3馬身離れていた。
2024年1月14日15時46分
(日刊スポーツ)
もうすでに無傷の4連勝を飾る前から自分との戦いが始まっており、RN93-エンジンを背負ったヤマニンウルㇲはそのエンジンに耐えられるだけのフレーム造り入って居た。
やっと慣らし運転が出来る程度の馬体には成ったが、筋肉はゆるゆるだし、歩様に硬さが出るのも鍛え切っていない証で、正直な話、馬体は600kに耐えられるだけのとフレームが必要だろう。
現段階でも馬体重は582kだから走っている時に足元に加わる重さは1、5トン近く加わっている訳で、今後はダイエットも兼ねたトレーニングが必要だろう。
ここまで来るには関係者は冷や冷やの連日で、電話のベルが鳴るたびに痩せる思いをしただろうが、寒さも和らぐ3月頃からOP・重賞に向けての本格的メニューが出来上がる筈だ。
我々も焦らずゆっくりで良いから幼児体型から青年へと移り変わった体型で出走して来た際は、どんなパフォーマンスを見せてくれるか、どれだけのRNに替わっているかが本当に楽しみで成らない。
Web新聞をご覧の方は能力指数93・RN93にと成どった方も居るだろうが、競馬には裏付け・根拠が必ずある訳でそれを正確に正しく伝えるには言葉ではなく、数字だと確信している。
車もそうだが、エンジンが大きければ大きいほど足元の不安は付き物で、V12気筒の車にノーマルタイヤを履けばバーストして当たり前で、大型馬に取って1番怖いのは疲労骨折と、屈腱炎でそれだけは充分注意したい所だろう。