関東は木村哲也厩舎、関西は杉山晴紀厩舎が優秀厩舎賞第1位

 

2023年度の厩舎関係者表彰の受賞者(厩舎部門)が以下の通り決定した。

【優秀厩舎賞】
(関東)
第1位 木村哲也厩舎
第2位 武井亮厩舎
第3位 林徹厩舎
第4位 田中博康厩舎
第5位 堀宣行厩舎
(関西)
第1位 杉山晴紀厩舎
第2位 矢作芳人厩舎
第3位 中内田充正厩舎
第4位 上村洋行厩舎
第5位 高野友和厩舎
※「勝率」「1馬房あたりの勝利度数」「1馬房あたりの獲得賞金」「1馬房あたりの出走回数」の4部門における総合得点

【新人騎手育成賞】
(関西)大橋勇樹厩舎
※30勝以上の新人騎手が所属する厩舎

(JRA発表)

 

 

 グラサン

 2023年度は西高東低の図式は完全に変わり、重賞勝ちを含め、すべてのクラスに置いて勝ち星数は関東が上回ったが、相変わらず(愛変わらず)関東勢の弱点は人材を育成する事には欠けていると言える。

 

厩の要でもある調教助手・厩務員の表には現れないスタッフの力は勿論だが、手間と金が掛かるジョッキーは嫌がる調教師が多く西高東低の図式が逆転したとはとても思えないし、三日天下に成らなければ…と思えてならない。

 

今年も新人騎手育成賞を大橋勇樹厩舎に輝いた様に、厩舎に余裕が無くても人を育てようと言う気構えは関西人のポリシーでもあり、巨人・大鵬・卵焼きと言われた時代から、熱狂的タイガーズファンの思い入れは正に関西人ならではのモノで、ヤジ1つにも愛を感じるし、泥臭さにもセンスを感じるのは私だけではない筈だ。

 

東西のベスト5を比較しても、我々競馬ファン・馬券ファンに取って音譜お世話に成りました音譜てへぺろラブラブと喜べる厩舎は圧倒的に栗東所属の陣営が多かった筈で、個人的にも会員の皆様はご存じの通り、当社関西スタッフに大いに助けられた2023年度だったと言えるだろう。