来年3月6日、福永祐一調教師ら8名が新規開業

 

 JRAは今日、来年3月6日付で新規開業する調教師について、以下の通り発表した。

 

なお、貸付馬房数については決定次第発表される。

●開業日 2024年3月6日(水)

●開業予定調教師
<美浦トレーニング・センター> 千葉直人、森一誠、矢嶋大樹

<栗東トレーニング・センター> 小椋研介、河嶋宏樹、高橋一哉、福永祐一、藤野健太

※日本中央競馬会競馬施行規定(平成19年理事長達第28号)第50条第2項の規定により、2024年2月末日で引退する調教師の免許の有効期限が2024年3月5日(火)まで延長されることに伴い、開業日を2024年3月6日(水)とする。

※高橋一哉氏は2024年1月1日付調教師免許取得予定

 

 

2023年12月18日18時25分
(ラジオNIKKEI)

 

 

 グラサン

 来年の3月に本格的にスタートする福永祐一厩舎だが、古馬のリストも出来上がっており、楽しみな2歳馬の入厩は決まりつつあるし、どこの新規開業予定調教師よりも好スタートを切る事が出来そうだ。

 

新人騎手として初騎乗・初勝利を果たし、しかも2戦目も勝利すると言う離れ業で競馬人生をスタートした訳だが、調教師と成ると中々そんな甘いものでは無く、人材を育て、自ら自分で馬を育てレースを選び、一国の歴史を作らなければ成らない。

 

増して古馬の場合は既に育ての親がいる訳だし、自分なりの理想形に基づいたものでは無く、環境・方針が違うもので2歳馬がデビューするまでは初勝利を挙げるのに苦労するだろう。

 

今は藤原英昭厩舎に身を置く立場で修行している身で環境は恵まれているが、1日も早く信頼出来る番頭格を見つけ育てる事が重要で、先に調教師としてスタートした四位洋文先輩はこの4年間で53勝し、新規に入厩した2歳馬が順調に育ててからOP馬が出て来た訳で、実質・親から引き継ぐ守勢制度ではなく、今までの生きざまが生み出す事で、言い訳は許されない。

 

幸いにして、馬主を始め生産者・育成牧場にも恵まれているし、熱狂的競馬ファンにも多く前途洋々だが、多少我が強い所が有り(叔父二人もそうだったが)、今の時代にどれだけ理解する若いスタッフを育てる事が出来るかが問題だろう。

 

既に騎手時代に若手ジョッキーと交流も人一倍多かったし、熱狂的なジョッキーも多く騎乗させる騎手には事欠く事は無いだろうし、海外からの短期免許で来日するジョッキーにも積極的に受け入れる事に成るだろう。

 

来年の6月からデビューする2歳馬が今から本当に楽しみだし、超豪華なメンバーが揃っており、心情・人情を切り捨てて、真っ当な評価をしていきたいと思っております。

 

会員様を含め、このブログを支えてくれる人の殆どが「歯に衣着せない評価が好きです」売りな訳で、例え師匠の甥であっても競走馬には変わりは無いし、数ある厩舎の中の1厩舎に過ぎない訳で、個人的な信念・ポリシーは貫き通したいと思っております。