エリザベス女王杯  | 競馬情報日本丸

競馬情報日本丸

競馬情報を掲載します


エリザベス女王杯 



近年では天皇賞やジャパンCという牡馬混合GIで勝負になる牝馬が珍しくなくなった。
その反作用で、エリザベス女王杯が軽く見られる傾向があったが、
今年は直近3回の秋華賞馬が顔を揃えるなど、
GIホース4頭が集結。例年になく豪華なメンバー構成になった。

牝馬は牡馬に比べて活躍期間が短く、トップクラスの入れ替わりも激しい。
それを思えば、今年の盛況ぶりはエリザベス女王杯としては空前とも思える。
有力候補の数は五指にあまり、
馬券的にも面白い一戦になりそうだ


エリザベス女王杯調教採点


1位 ヴィブロス S




 余裕残しの追い切りだったが素軽く、力強い走り



2位 スマートレイアー A



 馬なりだったが、この馬らしいきびきびとした走り



3位 ルージュバック A



 美浦Wコースでラスト12秒3。パワフルで豪快な走り




エリザベス女王杯

 過去10年を参考にする。

★上位人気が安定

1~3番人気は出走30頭で1着5回、2着7回、3着5回。
昨年は12番人気シングウィズジョイが2着に入って荒れたが、
古馬に開放された96年以降は比較的平穏。


★3歳馬が強い

4歳が12・7%、5歳が8・5%、6歳が7・1%の連対率に対して、
3歳馬は17%とトップ。過去10年で1着4回、2着4回の8連対している。
7歳以上は6頭が出走して連対がなく、
有力馬スマートレイアーには嫌なデータ。


★内より外

枠番別に分析すると8枠が好成績だ。
27頭が出走して3勝2着2回と連対率も18・5%でトップ。
続くのが6枠の15・8%。7枠だけは1着が1度もなく、
2着2回の連対率7・4%と分が悪い。