読売新聞オンラインに乗っている記事で

紙面は、山形県版に乗っている記事です

 

 

JR奥羽線新庄~院内間、9か月ぶりに運転再開…

昨年7月豪雨で被災「ようやく日常が戻った」

2025.04.27 14:25

 

 

昨年7月の豪雨で被災し、運休が続いていたJ

R奥羽線新庄~院内(秋田県湯沢市)間で25日、

約9か月ぶりに鉄道の運転が再開された。

利用した乗客からは 安堵あんど の声が上がった。

 

新庄~院内間で約9か月ぶりに運転を再開した

JR奥羽線を利用する乗客たち(25日午前、JR新庄駅で)

 

 JR東日本東北本部によると、同区間は昨年7月25日の豪雨で、

▽線路脇の斜面が高さ約30m、幅約50mにわたって崩落

▽線路を支える盛り土が高さ約10m、幅約20mにわたって流失

▽架線や電柱が倒壊するなど計26か所で被災し、

今月4日まで復旧工事が行われた。24日までは代行バスが運行されていた。

 25日午前7時過ぎ、JR新庄駅には再開を待ち望んでいた通勤・通学客らが集まった。

戸沢村から新庄神室産業高校真室川校に通う同校2年生(16)は

「代行バスを使っていたときは、約20分早く家を出る必要があり、

部活の朝練に間に合わないことも多々あった。ようやく日常が戻り、ほっとしている」

と笑顔だった。

 

 再開にあたり、同区間にはディーゼルエンジンで発電した電力で走行する

「電気式気動車」2両が導入された。ディーゼル車も併用する。

架線は順次撤去する。

 

GVE400形電気式気動車

JR北海道 H100形電気式気動車

 

ということで、山形県新庄駅から秋田県湯沢市院内駅までの区間は

水害で運行できなくなって、復興経費削減と、利用者が少ないという事で

架線柱を順次撤去して、電化廃止という事で、JR北海道のH100形と同じ構造の

GVE400形電気式気動車で運行するという事になりますので、電車は走れなくなります

 

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