日本経済新聞 ニュースサイトに乗っている記事ですが
北海道新幹線の札幌延伸、38年度末に遅れ 国交省見通し
2025.03.08 18:40 日本経済新聞
北海道新幹線の新函館北斗~札幌間の延伸で、
国土交通省が新たな開業時期を2038年度末と想定していることが分かった。
地質の状況が悪い複数のトンネルでの難工事が続いており、
開業は予定していた30年度末から遅れる。
北海道新幹線の札幌延伸、2038年度末に遅れhttps://t.co/yzGqGtLavA
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 9, 2025
2030年度末想定でしたが、地質の状況が悪い複数のトンネルでの難工事が続いています。開業が遅れれば終点の札幌駅や新たにできる駅周辺の再開発に影響する可能性があります。 pic.twitter.com/80FbvKKt5l
3月中旬にも開催する有識者会議で開業時期の見通しを盛り込んだ、報告書案を提示する。
今後のトンネル工事でさらなるトラブルが発生すれば、さらに遅れる可能性が残るとも
盛り込む見通しだ。
工事ではニセコエリア近くの羊蹄トンネルで掘削中に岩塊が見つかり、
撤去作業に時間を要している。
道南部の渡島トンネルでも軟弱地盤への対応で、工事が長期間止まっていた。
札幌市内の地下を掘り進める工事でも掘り進める速度は下がっている。
札幌延伸を巡っては建設主体である、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は
24年に30年度末の開業が極めて困難だと国に報告していた。
国交省が有識者会議を開いて新たな開業時期の検討を進めてきた。
北海道新幹線の札幌延伸は当初35年度の開業を目指していたが、
政府・与党で5年間前倒しして30年度末とすることを決めた経緯がある。
開業が遅れれば終点の札幌駅や新たにできる駅周辺の再開発などに、影響する可能性がある。
画像:鉄道・運輸機構(2025年2月現在のトンネル掘削状況)
JR札幌駅前を中心に大規模な再開発プロジェクトが進行する
札幌市の秋元克広市長は、まちづくりへ大きな影響が出るとの認識を示し
「早急に方向性を示してほしい」とこれまで述べている。
市内の再開発関係者は
「新幹線延伸が遅れるのであれば再開発を急ぐ必要性は薄れる」と語る。
鉄道・運輸機構 北海道新幹線 建設の進捗状況について
画像:鉄道・運輸機構(2025年2月現在のトンネル掘削状況)
https://www.jrtt.go.jp/project/asset/pdf/hokkaido/jrttproject_hokkaido_progress.pdf
【 #北海道新幹線 工事のお知らせ】
— JRTT鉄道・運輸機構 (@JRTT_PR) February 14, 2025
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という事で、北海道新幹線の工事で、トンネル掘削工事が難航していますが
あと、13年で札幌開業が出来るかは、まだわかりませんね
きりがいい、2040年開業でもいいと思いますね