北海道新聞デジタルに乗っている記事ですが

 

特大貨物列車、7年ぶり北海道疾走 80tの変圧器運搬

2024.08.28 06:52 北海道新聞

 

【旭川】重量物を運ぶための特殊貨車「シキ800形式大物車」を使った、

JR貨物の特大貨物列車が26日夜から27日未明にかけ、

約80トンの変圧器を載せて、苫小牧市から旭川市まで

JR北海道の鉄路を走り抜けた。道内を走行するのは7年ぶり。

 

シキ800は、積み荷に合わせて伸縮できる全長30m近い車体の下に、

重量を分散させるため計32個の車輪を備えているのが特徴。

積載時は最高速度が45㎞/hに制限されることもあり、

ゆっくりと走る黒い車体の下に車輪が並ぶ様は、

ムカデなどの多足生物のようにも見える。

 

動画 「特大貨物」シキ800形式大物車が7年ぶりに北海道内走る

 

 

普段は栃木県小山市(おやま し)のJR東北線小山駅に置かれ、

旭川市近郊の変電所用変圧器の輸送のため、青函トンネル経由で「出張」してきた。

 船で苫小牧市の苫小牧港に着いた変圧器を

苫小牧貨物駅から積み込み、180㎞離れた旭川市の北旭川駅まで、6時間以上かけて運転。

27日午前4時半ごろ、独特の車輪連打音を立てながら目的地の北旭川駅に到着した。

珍しい車両を見ようと他の列車の乗務員が眺めに来る姿もあった。

 

 

シキ801は日本通運所有の私有貨車である。

シキ801の常備駅は当初新芝浦駅(横浜市鶴見区 鶴見線 芝浦支線)で、

1982年(昭和57年)2月に末広町駅(神奈川臨海鉄道・川崎市川崎区)へ移動、

1985年(昭和60年)1月に小山駅(栃木県 小山市 東北本線)へ移動した。

 

 

それでこの車両は、日本通運の車両で同社のロゴマークがついていますね

 

それで、貨車の方は、昨日、北旭川貨物駅から、栃木県小山駅向けて

帰って行きました