絶滅危惧が一転? 新幹線で異例の「新聞輸送」やります!

デカいニュースがあったら発動!?

2024.06.30 乗りものニュース

絶滅危惧の鉄道による「新聞輸送」新局面に?

 もはや絶滅危惧となった鉄道による「新聞輸送」が異例の展開です。

読売新聞西部本社とJR九州は2024年6月28日、

九州新幹線の荷物輸送サービス「ウルトラはやっ!便」を活用した

新聞輸送を開始すると発表しました。

 

 

しかもこれは、通常の新聞ではなく「号外」の輸送です。

読売新聞鳥栖工場から新鳥栖駅を経由し、

博多駅までの新幹線で運ぶといいます。

JR九州は「緊急輸送もJRで解決!」とアピールしています。

 

 従来のトラック輸送に比べ約30分から60分の時間短縮となるそう。

両者は、その高速性と定時性の高さを活かし、

「重要なニュースを新幹線による輸送を活用することで

安定かつ迅速に届けられる他、トラック輸送からのモーダルシフトや

環境負荷の低減など様々な社会的意義を実現します」としています。

 

 なお、「ウルトラはやっ!便」は、

法人契約で緊急輸送に対応する新しいオプションで、

他の「はやっ!便」サービスよりもさらに迅速に荷物を運ぶものだそうです。

 読売新聞西部本社は、次のようにコメントしています。

 

「2024年は、能登半島地震、羽田で日本航空機炎上、

プロゴルフ選手の笹生メジャー2勝の号外を発行しています。

日本人選手の活躍が期待されるパリ五輪・パラリンピックを控え、

 

九州新幹線を活用して号外を輸送できることは、

号外を迅速に読者に届けることにつながります」

 

読売新聞西部本社とJR九州 共同公式プレスリリース

読売新聞西部本社とJR九州新幹線荷物輸送「はやっ!便」を活用した新聞号外輸送を開始

【共同リリース】リンク

という事で、読売新聞 西部本社版(福岡県版など)が発行する

号外新聞を 佐賀県鳥栖市にある印刷工場から新幹線で

福岡市内中心部など(極端な話、博多駅内で配る)で配る号外新聞を輸送するという事ですね

 

ちょっと調べた所

地元、西日本新聞は、福岡市博多区井相田2丁目1-60という

福岡空港の南側に、編集・印刷センターがあるそうです

それで読売新聞は

関連子会社の株式会社プリントメディア西部が

佐賀県鳥栖市田代本町1177-2という高速道路ICの近くにありまして

JR新鳥栖駅のへもそんなに遠くはありません

うまく行くと、読売新聞の方が早く着くかもしれませんし

環境に配慮した輸送が出来るという事になりますね

 

多分今年の秋に、福岡ソフトバンクホークス優勝が初めて適用の

号外新聞になるのではないでしょうか