まいどなニュースに乗っている記事ですが

 

 

電車の端っこ席、仕切り越しのバッグ&ロングヘア攻撃

「迷惑」「気を配って」 大型強化ガラス導入した車両も

2024.05.24

仕切り板の横に立つ乗客 ※写真はイメージ(naka/stock.adobe.com)

 

 電車のロングシート。

一番端に座っていると、仕切り越しに立つ乗客のバッグや

髪の毛などが隙間から飛び出し、あたりそうになった経験はありませんか。

「袖仕切り」と呼ばれる仕切りを巡っては、

乗客から鉄道会社に苦情が入ることもあり、大型化が進んでいました。

 

 

乗客「端の席に座ると、あたる」

 相模鉄道(本社、横浜市西区)は

2018年2月、新型車両20000系に荷棚まで届く

「強化ガラス製仕切り板」を採用しました。

 

 採用理由は、ドア付近に立つ乗客の荷物などが着席している乗客へ干渉することを緩和するため。

 

 同社担当者によると、従来のパイプ形状や低い仕切りに対し、

乗客からは「座席の端の壁が低いとドアの横にもたれかかる人の

荷物や髪があたる」「(混雑時に仕切りに体を押し付けられ)座られている方に

横から体を押し付けるようになってしまう」などの意見があったといいます。

強化ガラスを採用し「開放感のある車内を実現しました」(相模鉄道提供)

 

 では導入後の反応は。

 

 「『座っているとき、立っている人の荷物や髪の毛を気にする必要がなくなった』

『不愉快に感じていたことが改善された』といった反応が寄せられました」

(同社担当者)

荷棚まで届く仕切り板。

強化ガラスを採用し「開放感のある車内を実現しました」(相模鉄道提供)

 

 

 また、東京都交通局では2005年以降に導入した新型車両で

製作時から大型化を行っており、既存の車両についても順次改造しています。

「平成26年度実施事例」には次のような報告があります。

 

 

 「交通局では、『座席の一番端の席に座っているときに、

他の乗客のカバンや髪の毛があたる』とのお客様の声を受け、

車内座席の袖仕切りの大型化を進めています。

既に運用している車両については改造が必要なため、

試行として三田線6300形第36編成と

大江戸線12-000形第25編成の2編成に取り付けました。

今後も順次改造を行い、車内環境の充実に努めてまいります」

(東京都交通局ホームページから)

三田線と大江戸線、改修前→改修後の比較写真

(東京都交通局の公式サイトから

 

 

 SNSには全国の鉄道利用者からさまざまな体験談が投稿されています。

「座ってる私の顔の位置にバッグが。下手したら目に当たる」

「仕切り越しにおじさんのお尻が迫ってくる」

「女の人のロングヘアが私の顔の前に」

「仕切りから髪の毛垂らすのやめて」

「肘入れられた」

「仕切りの隙間から鞄が入ってきて邪魔」

「迷惑」「気持ち悪い」「うざいよね」

「うしろにまで気を配ってほしい」「気を使えない人が増えた」「

当たってますよと一声かけるようにしている」

「仕切りが長いとうれしい」

「注意したら逆ギレされことがある」など。

 

東京交通局では、

「座席の一番端の席に座っているときに、他の乗客のカバンや髪の毛があたる」、

とのお客様の声を受け、車内座席の袖仕切りの大型化を進めています。

平成17年以降に導入された新型車両では製作時から、大型化を行っていますが、

既に運用している車両については改造が必要なため、試行として三田線6300形第36編成と

大江戸線12-000系第25編成の2編成に取り付けました。

今後も順次改造を行い、車内環境の充実に努めてまいります。

 

 

という事で、最近の車両は 車内座席の袖仕切りの部分は

透明ガラス(アクリル板)や、不透明な袖仕切り板になっていますね

JR北海道 737系電車

 

私も、ここに座って、肘や、カバンが顔に当たったり

髪の毛が、顔の近くに掛かったりすることがありますので

この座席の袖仕切りの板があるといいですよね