私のブログフォロワーさんの
駅が大好き!misakitty(みさきー)さんブログの
”歩道の砂利はなんのため?STロイズ旅4”
記事の中に
でもこの歩道上の雪がねえ。
ところでこれまで冬に札幌市内を歩いたことがなかったので
気が付かなかったのですが、歩道の雪が真っ黒なんですよねえ、
なんだろうと思ったら細かい砂利が撒いてあるんです。
砂利というか細かい石粒。
もしかして、これって滑り止め対策なんでしょうか?
見た目は度外視って感じ?、西日本の私にとって
たまに降る雪は真っ白できれいというイメージしかありません。
でも、この砂利、市内全域の歩道に撒くのメチャ大変じゃないですか?
この砂利って春になったら回収するんでしょうか?
という事でNHK NEWS WEB 北海道 の特集記事に乗っていることですが
“滑り止めの砂”は、どう作る?
2023.01.26 NHK NEWS WEB
ほっとないと北海道 月曜日から金曜日18:00~18:40
視聴者 質問コーナー シラベルカ で特集された 記事です
今回、調べたのは「砂」についてです。
冬の間、交差点などに置かれた砂箱に入っている滑り止めの砂。
この砂について、こんな投稿が寄せられました。
「札幌市内の横断歩道に、必ずこの季節にある滑り止めの砂の製造工程を見てみたい」
取材をしてみると、ただの砂ではないことがわかりました。
滑り止め専用に作られる特別な“砂”の製造工程を取材しました。
滑り止めの砂 札幌市では…
ツルツルの路面を歩くときに役立つ滑り止めの砂。
歩行者や車が雪道を安全に通行できるよう、
札幌市内にはおよそ4,000か所に砂箱が設置されています。
札幌市では、市民が自由にまける砂のほか、散布車で車道にまくものや、
作業員が歩道にまくものなども含めると年間で7000t~8000tの
砂が使われていて、およそ1億5000万円の費用がかかっています。
滑り止めの砂はどうやって作られているのか。
まずは砂を設置している札幌市の雪対策室を訪ねました。
札幌市建設局雪対策室 事業課 井上実 課長
「道路にまくためにおいておりますので、誰でも自由に使っていただいて
問題ない砂となっておりまして、製造メーカーさんから購入して調達しております」
製造の現場を見てきました
今回は散布車でまく砂を札幌市に販売している
小樽市の会社に砂の製造の現場を見せてもらいました。
初めに案内してもらったのは、札幌市手稲区にある砕石プラントです。
ここで、砂の材料となる安山岩を採掘しています。
安山岩はマグマが冷えて固まった火山岩で、硬くて丈夫なのが特徴です。
電車の線路に敷く石などにも使われています。
採掘した安山岩は、全長50mの巨大な施設で3回にわたって砕いて小さくしていきます。
5mm位下の大きさになるまで岩を砕いたら、
小樽市の工場で砂を水洗いして、ほこりを落とし、ふるいにかけます。
滑り止めの砂になるのは、大きさが2.5mmから5mmにかけての粒だけです。
これより小さいと風で飛ばされてしまい、大きすぎると踏みつけたとき歩きづらくなります。
この大きさがもっとも適したサイズなんです。
最後の「ひと手間」が大切なんです
これで完成かと思いきや、まだまだ作業は続きます。
今度は、およそ300度に熱した「ロータリーキルン」という回転する窯の中で、
直火で焼いていきます。
砂に付着した水分が凍ってしまわないように、乾燥させるこの「ひと手間」が大事なんです。
最後に屋外で砂を冷ませたあと、袋詰めをして、できあがりです。
滑り止めの砂はよくみると、角張っていて表面はざらざらとしています。
角張った部分が氷の路面に突き刺さることで、滑り止めの効果を発揮します。
多くの工程を経て作られていることがわかりました。
滑り止めの砂 どこにまけばよい?
では、砂をまいたほうがいい滑りやすい場所はどこなのか。
雪道の転倒事故の原因や対策を研究しているウインターライフ推進協議会の永
田泰浩さんに伺いました。
永田さんによりますと
✅横断歩道
✅地下鉄や駅の出入り口
✅バスの乗降場所
✅ロードヒーティングがある場所と雪道の境目
などが滑りやすい場所としてあげられるということです。
そして、雪が消えたら その滑り止めの砂の清掃作業をします
札幌 雪どけ進み道路清掃を再開 滑り止めの砂などを除去
2024.03.26 12:39 NHK NEWS WEB
3月下旬を迎え、道路の雪どけが進んでいることから、札幌市は冬のあいだ中断していた
道路清掃を再開し、滑り止めの砂などを取り除く作業を行っています。
札幌市は道路の維持・管理のために定期的に清掃作業を実施していますが、
雪が積もる冬のあいだは中断していました。
3月下旬になり、日中の気温が上昇して道路の雪どけが進んでいることから、
札幌市は今週から清掃作業を再開しています。
26日朝、札幌市中央区にある大通公園の周辺の道路では、4種類の専用車両が出動し、
滑り止めとしてまかれた砂などを、回収する作業が行われました。
作業では大きなブラシを勢いよく回転させて道路をこすりながら
砂などを取り除いたり、路面を水で洗い流したりしていました。
札幌市によりますと、ことしは3月に入っても気温が上がらなかったことから、
作業の再開は例年よりも1週間ほど遅く、市内全域では1か月ほどかけて、
冬のあいだの汚れをきれいにするということです。
道路清掃会社の梁川正幸さんは「市民や訪れた人に、快適に過ごしてもらえるよう
清掃作業を進めたい。
専用車両にはブラシが付いていて危険なので、
近くを通るときは気をつけてほしい」と話していました。
動画
つるつる路面対策には砂まきを! 札幌市広報
【北海道の冬に欠かせない】滑り止めの砂は、どこから来ている?
どうやって作られている?・・・もんすけ調査隊(今日ドキッ!2023年2月16日放送)
HBC 北海道放送 TBS系
札幌【滑り止めの砂はどこへ?】新たな問題も…
【HBCもんすけ調査隊】(2022年4月8日放送)今日ドキッ!
HBC 北海道放送 TBS系
冬季の滑り止め砂はこうやって回収している! @北海道札幌市 北海道 ファンマガジン
という事で、北海道の街の中の雪は、人が歩いている所は
雪が踏み固められて、アイスバーン状態になって、滑りやすくなります
それで、主な交差点などに、砂箱を置いて、そこに入っている
袋や、使用済みペットボトルに砂が入っていますので
それを道路にまくと、滑りにくくなります
それで、常識の範囲内なら、家に持って帰って玄関先まいてもいいと思います
そして、以前、私は札幌市役所の正面玄関に、
使用済みペットボトルに砂が入っていた物を、もらってきて、家にまいたことがあります。
滝川市の中心部⑦北洋銀行 滝川支店の交差点4カ所にに設置しています
写真は、セイコーマート 滝川本町店前です 四角く囲っているところに砂箱があります
そして、春になりましたら、その砂をかたづけて、家の軒先に置くのもいいですし、
市町村指定の区分で、ごみに出すでもいいと思います
(一部では、春の一斉清掃の日のゴミに出すという事でもいいと思います)
リンク ウインターライフ推進協議会