山陽新聞(岡山) デジタルに乗っている記事ですが

 

 

 

特急やくも 歴代カラー勢ぞろい 全4種類、岡山~―出雲市間運行中

2024.03.02 16:17 山陽新聞

 

動画

特急やくも 歴代カラー勢ぞろい 全4種類、岡山―出雲市間運行中

今だけ、歴代カラー勢ぞろい―。

JR西日本の特急「やくも」に使われている2代目車両「381系」の引退が迫る中、

懐かしいリバイバル塗装と現行の全4種類の車体が、岡山~出雲市間を運行している。

 

1982年に投入された現役では国内最後の国鉄時代の特急電車。

歴史と雄姿を記録に残そうと、岡山駅では鉄道ファンらが熱心にレンズを向けている。

 リバイバル塗装は初代の運行開始(1972年)から、50周年を迎えた2022年に

企画された、第1弾の「国鉄色」(1982~2010年ごろ)はクリーム色に赤い帯が特徴。

2023年には紫色を基調とした「スーパーやくも色」(1994~2006年)、

緑と黄色のラインが入った「緑やくも色」(1997~2011年)が復刻された。

窓周りが赤い現行の「ゆったりやくも色」(2007年~)を含め4種類がそろい、

日によっては1日で見ることができる。

 

 カーブの多い路線でも高速走行できるよう開発された

「振り子式車両」の381系は、木曽路を走る特急「しなの」や

関西エリアの特急「くろしお」にも採用された。

老朽化で次々姿を消し、今も定期運行している特急は、やくもだけだ。

 

 発着駅の岡山駅はじっくり撮影できる絶好のスポットとあって、

県内外から多くの鉄道ファンが訪れている。

大阪府の大学1年の学生(19)は「国鉄色はどこか懐かしさがあっていい。

日常に溶け込んだ姿をいろいろなシチュエーションで撮影したい」と目を細め、

国鉄色や緑の車体とホームに並ぶ乗客の姿を写真に収めていた。

 381系は4月6日から順次、新型の273系に置き換わり、

スーパーやくも色は4月5日、国鉄色と緑やくも色は6月14日で運行を終える計画だ。

新型は県内で試運転を行っており、運が良ければ、ブロンズ色に雲のシンボルマークが

描かれた5種類目にも、お目にかかれるかもしれない。

 

 JR西日本中国統括本部は「381系に乗れる機会はあと少し。

さまざまな『やくも』を楽しんでほしい」と呼びかける。

 

 運行情報はインターネットサイト「JRおでかけネット」の

「懐鉄(ナツテツ) リバイバル列車」で確認できる。

https://www.jr-odekake.net/railroad/natsutetsurevival/assets/pdf/operationinformation_yakumo.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という事ですが

JRの特急列車で複数の車体の色があるのは、やくもぐらいですね