北國新聞に乗っている記事ですが

 

「白鳥」最後の食堂車が小松へ 愛好者団体が盛岡から移送

2024.02.03 05:00 北國新聞

 

北国鉄道管理局の岩谷淳平代表理事によると、

食堂車は1972(昭和47)年製の「サシ481―48」で、

気動車だった白鳥が電車化された際に導入された。

1987(昭和62)年に廃車され、旧国鉄清算事業団によって売却された。

盛岡市の山崎賢一さん(70)の所有で、喫茶店営業に活用されたという。

 

 

 岩谷さんは、昨年12月28日に山崎さんを初訪問し、

小松で食堂車を活用したいと思いを伝えていた。

能登半島地震が起きた1月1日、東日本大震災を経験している

山崎さんから岩谷さんに「そちらの地域の復興に役立つのなら」と

移設を了承する電話があった。

 管理局内の「守る会」が3月以降、

ネット上で寄付を募るクラウドファンディングを活用し、

第1弾として食堂車の陸送や仮置き場の整地などの費用1,500万円、

第2弾として食堂車の補修や不足部品調達の費用1千万円を目標に集める。

6月以降の移送、9月以降の補修を見込む。

 

 小松駅近くには、既にボンネット型の特急車両が飾られている。

岩谷さんは「食堂車を含む2両に増えれば、

食や乗り物などのイベントに活用されていくだろう」と期待を寄せた。

 

 

という事で、この車両は

 

サシ481-48は、国鉄→JR東日本 青森運転所に所属していた車両で

1988(昭和63)年頃に岩手県盛岡市立太田スポーツセンターの横で

喫茶店へ転用。1990年代後半には閉店となり、

2020年現在では倉庫として利用。

車掌車ヨを数両連結した状態で保存されている。

窓ガラス破損や塗装の剥離など、状態は良くない。

2024年2月に石川県小松市に移送することを公表

 

という事で、北国鉄道管理局という団体は

 

過去に、2012年度に小松市所有のボンネット型特急電車

(元国鉄クハ489-501)の保存活動と委託管理契約を引き受けていまて

今回も、その延長線にあるようです