"次のバス停"教えて! 最近のバス「車内表示器」への不満が話題に
高機能すぎて?「ほんと困る」
2023.10.02 乗りものニュース
バス車内の案内ディスプレイが高機能なのに不便すぎる……
そんな体験を描いた漫画がSNS上で話題となっています。
神奈川中央交通の運賃表示機
【"次のバス停"教えて! 最近のバス「車内表示器」への不満が話題に 高機能すぎて?「ほんと困る」】https://t.co/xDposo4hlg
— 乗りものニュース (@TrafficNewsJp) October 2, 2023
作者は羽鳥写真館@hatolier_cameraさん。
「最近のバスが『次のバス停』を教えてくれない話」と題したものです。
最近のバスが「次のバス停」を教えてくれない話 pic.twitter.com/ZqlT4fq6uK
— 羽鳥写真館 (@hatolier_camera) September 20, 2023
コメントでも「わかる」「わかりすぎる」「本当これ困る」など共感する声が多数上がり、
「いいね」も2,000以上付いている状況です。
いったいどういうことなのでしょうか。
路線バスは一般的に、車内の一番前の部分、フロントガラス上部などに表示器が設置され、
次のバス停や運賃表が示されています。
この表示器、かつてはオレンジ色のLEDで文字が表示され、
さらに昔はビニール幕が回転して表示を切り替えていました。
しかし現在では、「液晶ディスプレイ」で全情報を表示するのが一般的になっています。
この「液晶ディスプレイの表示器」はLEDランプと違って
ドットによる表現が自由なため、次のバス停や運賃だけでなく、
様々な情報が表示できるようになりました。
次のバス停の「乗り換え路線」の情報や「次止まります」という案内、
広告など多様な表示が切り替わっていく形になっています。
しかしこれが逆に不便なこともあります。
それが今回の漫画で作者が訴えたかったことで、うっかり車内アナウンスを
聞き逃してしまった場合に、前にある表示器を見ても「次のバス停」の表示が
出ていないことが多々あるという点。
ローテーションで「急停車にご注意ください」や「一日乗車券を発売中です」
「車内には優先座席があります」などが延々と切り替わり、なかなか次のバス停がどこなのか
把握できないことも。
そのうちもう次のバスに着いてしまい、
下りたかったバス停を過ぎてしまう危険性もあって焦ってしまいます。
コメントでは
「次のバス停だけは常に画面上部に表示させていてほしい」
「電車でもこういうことあるよね」「外国語の案内が表示され続けて
肝心の日本語がなかなか出ないのも困る」などの声が。
滅多にバス乗らんけど以前同じ目に遭った。
— 顎髭 (@e62702s8c10n) September 21, 2023
「急停車にご注意」とか
「一日乗車券発売中」なんて
空いてる壁に貼っておけばいいのに。
大半の人間はそんな情報よりも次どこに停まるのかが知りたいのに。
なおバス会社や表示器メーカーによっては
「2画面を採用する」「次のバス停は常に表示」など
対策済みのところもあるようです。
いずれこうなるでしょう… pic.twitter.com/txOMu2ugFv
— ソーラン節 (@newzakijinsei) September 22, 2023
動画
車内放送・運賃表示機再現】京都市営バス 5系統 岩倉操車場前→京都駅前
【バス車内自動放送・運賃表再現】西鉄バス 390番 上宇美→天神三丁目
京都市バス レシップ車内放送 南3系統 竹田駅西口→横大路車庫前
(試作)液晶運賃表・【バス走行音】北海道中央バス
白29 新さっぽろ駅-青葉町9丁目-もみじ台団地
こちらは、再現ですから、そのものではない場合があると思います
北海道中央バス4637高速おたる号液晶運賃表
という事で、私が住んでいます滝川市を走る、北海道中央バスで
一昔前のオレンジ色のLEDで文字の運賃表示機を使っていますが
同じ中央バスでも、高速バスや札幌や小樽地区はこの最新型の
液晶ディスプレイの表示器にしていますので、行き先などよりは
各種告知の方が多い場合がありますね