昨日テレビ朝日系で、18:30から放送しました

 

池上彰 と 林修 が初タッグ!日本の「今」を徹底解説!

学びコラボスペシャルで取り上げられた事ですが

 

 

 

歌舞伎の招き看板(まねきかんばん)

 

二枚目って、どんな意味なのか、付いて、街の若者に聞いたところ

知らない人が多いようでした

 

 

二枚目とは、歌舞伎の歌舞伎俳優の序列が語源だそうで

八枚目まであるそうです

 

江戸時代、庶民の娯楽といえば芝居見物。中でも歌舞伎が人気でした。

歌舞伎役者は現在のプロ野球選手のように、

劇場と1年更新で契約し毎年11月に新しい座組で興行をしたそうです。

 

 そして新しい座組でお披露目される際、

一座を代表する役者8人の名が記載された「顔見世番付」が配られました。

芝居小屋にはその8人の絵が並べられ、演目の宣伝の役割を果たすとともに

その俳優のステータスの象徴になりました。

の8枚の並び順からそれぞれの序列、役どころがわかったのです。

並び順のうち、右から2番目の役者が「二枚目」、

3番目の役者が「三枚目」となり、二枚目は色男の役、

三枚目は道化(どうけ)役と決まっていたのです。

 

「八枚看板」それぞれの役柄

 それでは一~八枚目が示す意味と

主な役回りについてご紹介しましょう。(カッコ内は役柄)

 

【一枚目(主役)】演目の主人公。「一枚看板」「座頭役者」などと呼ばれる。

【二枚目(色男)】色事や濡れ場などを担当する。容姿端麗な優男が多い。

【三枚目(道化)】容姿はそこそこだが滑稽な役を演じ、物語を盛り上げる。

【四枚目(中軸)】「なかじく」と読む。中堅役者で、物語に安定感を与えるバイプレイヤー。

【五枚目(敵役)】主役に立ちはだかる悪役。ライバル。

【六枚目(実敵)】「じつがたき」と読む。敵方ではあるが善良な、憎めない人物を演じる。

【七枚目(実悪)】物語の真の敵で、最大の黒幕。ラスボス。

【八枚目(座長)】役者ではなく、一座の担当者。元締め。

 

 これらをまとめて「八枚看板」と呼びます。

見物客は八枚看板を見て、どんな役者がどんな役回りを、しているのかを

一目で知ることができたのです。

 

 二枚目は恋愛、三枚目はお笑いという位置づけから、

現代でも「二枚目俳優」「三枚目俳優」といった、ほぼ同じイメージで使われています。

現在では二枚目・三枚目以外の言葉は使われなくなりましたが、

他と比べて二枚目・三枚目は容姿と役回りにインパクトがあり、

かつ両者比較されやすいために現代まで定着したのかもしれません。

 

 ちなみに歌舞伎には娘役(ヒロイン)もありますが、枚数として数えることはないそうです。

 

これを、AKB48などの女性アイドルに置き換えてみますと

 

【一枚目(主役)】→シングル曲のセンター

【二枚目(色男)】→美系メンバー

【三枚目(道化)】→バラエティー・お笑い担当

【四枚目(中軸)】→中堅メンバー

【五枚目(敵役)】→センターの人の、ライバル。

【六枚目(実敵)】→あまりいない?

【七枚目(実悪)】→あまりいない?

【八枚目(座長)】→グループの代表者 キャプテンなど

 

 

という事で、センターは、最近は、

シングルタイトル曲ごとに代わっています

そして、二枚目メンバーは、AKB48では、下尾みゆ ちゃんあたり

三枚目は、中西智代梨ちゃんあたりがいいと思いますね

 

でも、最近は、二枚目メンバーは、三枚目メンバーは といえば

といえば、このメンバーというのが

いなくなって、みんな同じような子が多くなってきましたね