乗りものニュースに乗っている記事ですが

 

 

なぜ?新幹線に「600系」が存在しない理由

500系と700系のあいだの「なるはずだった車両」とは

2023.08.12 乗りものニュース

 

 

新幹線の車両は0系から100刻みで割り振り

 新幹線の車両は0系から始まり、

以降は100系、200系、300系と、100刻みで形式の数字が振られてきました。

しかし500系の次は700系です。

その間の「600系」は存在しません。なぜでしょうか。

500系新幹線。

 数字だけを見ると、欠番となっている「600」系。

ちなみに900番台は、高速試験車など事業用車両に割り当てられています。

線路や架線の状況を検査する

新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」も923形です。

 

 実は、当初600系と数字が振られる予定だった車両が存在します。

東北・上越新幹線で1994(平成6)年から

む2012(平成24)まで使用された、

オール2階建て車両の「Max」ことE1系です。

 

 国鉄時代からの付番方法にならい、

計画当時は3桁の数字で表記されていましたが、

1987(昭和62)年の国鉄分割民営化を経てJR各社が誕生すると、

将来的に番号が不足することなどが考慮され、

JR東日本は独自に形式名を付けるように方針を変更。

東日本旅客鉄道株式会社の英文社名表記

East Japan Railway Companyの

イースト ジャバン レイルウェイ カンパニー

 東    日本    鉄道      会社

「東」を意味する「East」の頭文字「E」が頭に付くようになりました。

 

 このため、仮称「600系」だった車両は新たな形式名の

1番目としてE1系に。

以後、JR東日本の新幹線は長野(北陸)新幹線向けから始まったE2系、

山形新幹線のE3系、

E1系の後継E4系というように、「E〇系」という形式が付けられていきました。

 

 ちなみに、「E2系」を例にとると、

形式名を「いーにけい」と呼ぶ人もいれば、

「いーつーけい」と呼ぶ人もいます。

JR東日本によると、正式な呼び方は定めていないそうで、

どちらも「正解」ということになります。

 

という事ですが もし、JR東日本が自分の会社の車両に「E」を付けなかったら

E1系 初代2階建て新幹線は、600系になったという事ですね

 

それを、初めての2階建て新幹線という事で、初めて→「1」という事で

「E」を付けE1系に、したのではないでしょうか

 

それで、これ以降のJR東日本のすべての車両は「E」を付ける事になりました

 

あと、同じ区間にとなりの会社の同じ形式の車両もそれぞれの会社の

頭文字が付くようになりました

E5系 東北・北海道新幹線の JR北海道の車両HOKKAIDOの頭文字で H5系

E7系 北陸新幹線の JR西日本WESTの頭文字で W7系

 

となっていますね