読売新聞 大分県版に乗っている記事ですが
JR九州初の「気動車」女性運転士、
500人で唯一…出番多い「地元・大分県で運転したい」
2023.07.24 17:24 読売新聞 大分県版
大分、久大本線 豊肥本線で使われているキハ200系
1987年のJR九州発足以来初めて、
大分乗務センターの牧野友紀さん(28)が
ディーゼルエンジンが動力源の「気動車」の女性運転士になった。
5月に免許証が交付され、「身の引き締まる思い。
お客様の身近な存在となる運転士を目指したい」と意気込む。
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— 読売新聞西部本社編集局 (@YOL_seibu) July 24, 2023
大分市出身。県外の大学を卒業後、2017年に同社に入社した。
佐賀県や福岡県で駅員や車掌を経験。
「やりがいを感じた」という。
試験や研修などを経て、20年頃から電車の運転士になった。
職場の先輩が電車以外の様々な列車を運転する姿を見ているうちに、
憧れを抱くようになった。
「(気動車が走る区間が多い)地元・大分で運転したい」との思いもあり、
前例はなかったが、新たな免許取得を決意した。
22年11月から始まった養成研修に参加。
電車と気動車では、ブレーキ操作やエンジンの仕組みが異なることなどから、
運転技術の習得に苦戦しながらも、筆記と実技試験に合格。
今年5月から本格的に気動車の運転をするようになった。
同社によると、運転士約1400人のうち、女性は約50人。
気動車の運転士に限ると約500人いるが、その中で唯一の女性運転士となった。
「女性が活躍できるよう、
指導したり環境を整えたりする立場になっていきたい」と前を見据える。
(石橋龍馬)
JRになってから、まっすぐ運転手養成という事はなく
地方または、都市部近郊の小規模駅の駅員から始まって
普通列車の車掌さん、特急列車の車掌さんを経て
普通電車の運転手さん、特急電車の運転手そして
気動車(ディゼルカー)の運転手になったという事ですかね
鉄道車両の運転免許は、動力車操縦車免許が正式名称で
下記の通りの種類があります
甲種蒸気機関車運転免許
甲種電気車運転免許(電気機関車と電車)
甲種内燃車運転免許(内燃機関車と内燃動車)
乙種蒸気機関車運転免許
乙種電気車運転免許
乙種内燃車運転免許
新幹線電気車運転免許
第一種磁気誘導式電気車運転免許
第二種磁気誘導式電気車運転免許
第一種磁気誘導式内燃車運転免許
第二種磁気誘導式内燃車運転免許
無軌条電車運転免許
「甲種」免許は、
一般のJR・私鉄路線などの専用敷地に敷かれた線路列車を運転する免許
「乙種」とは 主に路面電車を運転する免許
「第一種」免許は特に限定項目はなし、
「第二種」は専ら自動運転を行う区間で
自動運転が不能になった場合に限り、最寄の駅又は車庫まで
操縦する場合に限るものとしている。
同種の限定項目は「甲種」・「乙種」免許にも存在するが、
「運転免許の条件」にており免許上の区分けはない。
なお「内燃車」とは内燃機関(エンジン)で動く気動車
「磁気誘導式」とは2005年日本国際博覧会(愛知万博)での
IMTSのように、他車および地上と通信を行いながら
軌道上を自動操舵する方法、
「無軌条電車」とはいわゆるトロリーバスのことである。
あと蒸気機関車を運転する場合 動力車操縦車免許の他に
ボイラー動かすために必要な、ボイラー技士免許が必要になります
機関助手さんは 2種免許 機関士さんは 1種免許が必要ですが
ただ、ボイラー技士免許は、2種免許から順番に取る事に
なります
そんななか、JR九州に初めの女性の気動車運転手さんが
誕生したことは、いいことですよね