北海道新聞 デジタルに乗っている記事ですが

 

 

復元途上の夕張・旧鹿ノ谷駅、24日に初の一般公開 

地元出身「リリーズ」奈緒美さんも出席

2023.06.21 22:42 北海道新聞

【夕張】

市民らが復元に向けて整備を続けている旧JR石勝線夕張支線の鹿ノ谷駅が24日、

1日限定で初めて一般公開される。

 

 

当日は夕張出身の「ザ・リリーズ」の燕 奈緒美(つばめ なおみ)さんも応援に駆けつける。

 鹿ノ谷駅はかつて夕張鉄道と国鉄が接続し、石炭運搬の要として栄えたが、

2019年の廃線で閉鎖。

「夕張の貴重な炭鉄港遺産」として、

市民らが合同会社鹿ノ谷駅(橋場英和代表)を設立し、

昨年12月にJR北海道から譲渡を受けた。以来10人ほどで整備している。

鹿ノ谷駅 駅名標

 

 整備中、壁の板をはがすと、古い切符売り場が現れた。

無傷で残っていたガラスには、国鉄が1978年から始めた

キャンペーン名「いい日旅立ち」が刻まれ、切符を受け渡す小さな穴もそのままだった。

 これまで一般に公開はしていないが、駅を利用していた市民らが立ち寄り、

切符売り場や木製ベンチがある待合室を見て

「懐かしい」「変わってない」と声を上げる姿が何度もあったという。

交流サイト(SNS)で知った道外の鉄道ファンも連日のように訪れている。

 

 一般公開は、整備が一段落したため「プレオープン」として実施する。

午前10時、地元の太鼓団体の演奏で幕開けし、

プラットホームをステージに燕さんによるトークショー(同11時)、

餅まき(正午)など。

燕さんはこれに先立ち、石炭博物館午前9時31分発の

夕鉄バス市内線の一部区間に乗車して市民と交流する予定。

車内では共に夕張出身のザ・リリーズと大橋純子さんによる案内放送が流れる。

 駅舎には水道やトイレなどを整備する必要があり、

今後クラウドファンディングで資金を募って本格オープンを目指す。

橋場代表は「ようやく公開できるところまでこぎ着けた。

後は駅舎を昔の姿にできるだけ近づけたい。

駅舎内が写った写真があれば、ぜひ提供を」と呼びかけている。

問い合わせは橋場代表、電話090・9433・3909へ。(高橋浩志)

 

あと、リリーズの2人ですが、夕張出身とは知られていまして

2020年12月に妹、燕真由美さんに脳腫瘍が見つかり手術や入院治療しなかがら

活動を継続していたが、2022年7月の公演を最後に活動を一時休止。


2023年1月24日、妹の真由美さんが62歳で死去。

 

過去の2度脳腫瘍の手術を受けており闘病していたが、

姉の奈緒美や両親が見守る中、眠るように息を引き取ったという。生涯独身だった。

 

ちなみに、奈緒美さんは、1986年頃に結婚されていまして、

子供さんも、いるそうです

 

 

合同会社鹿ノ谷駅 公式サイト

公式ツイッター