読売新聞オンラインに乗っている記事ですが

 

JR東がSuica「空白県」を解消…ICカード対応改札機、一つもなかった青森・秋田にも

2023.05.08 11:52 読売新聞オンライン

 JR東日本は27日から、青森県と秋田県の一部の駅で、

改札機を交通系ICカード「Suica」(スイカ)対応に切り替える。

JR東の営業エリアで両県のみがスイカを使える駅がない「空白県」だったが、

これで全都県にICカード対応の改札機が設置されることになる。

 

 

 27日からICカードが利用可能となるのは、奥羽線や東北線など6路線45駅。

スイカと相互利用可能な関西や九州の鉄道各社のカードも使えるようになる。

 スイカは2001年11月にサービスを開始し、発行枚数は今年3月時点で9300万枚。

対応駅は、当初は首都圏の1都8県の424駅だったが、その後、順次エリアを拡大した。

13年には各社の相互利用が始まり、1枚のカードで各地の鉄道が利用できるようになった。

首都圏では鉄道利用者の95%がICカードを使っている。

 

 対応する改札機は維持費が高額で、乗客の少ない路線は導入が遅れてきた。

JR東の約1700駅のうち、現在設置されているのは約840で、

青森県と秋田県には一つもなかった。

 

 今回、両県への導入を決めたのは、電子マネーとしての役割が広がっていることが理由だ。

コンビニやスーパーで使用できる一方、鉄道では使えない「逆転現象」が起き、

乗客から導入を要望する声が強くなっていた。

 

 JR東によると、対応改札機は、新たなシステムの導入で維持コストが低減してきており、

同社は「今後も利用状況や要望を考慮し、対応駅を広げたい」としている。

 

■四国はQRコード

 

 青森、秋田への導入で、全国で利用できる交通系ICカードの対応駅がないのは

四国の愛媛、高知、徳島の3県となる。

 

 JR四国はICカードを発行していない。

対応した改札があるのは香川県の一部のみで、

「設備投資が高額のため、拡大するかどうかは利用状況を見ながら検討中」としている。

 

 同社では、紙の切符なしで利用できるサービスとして、

スマートフォンで乗車券を購入し、画面を示して乗車できるアプリや

QRコードの活用を進めている。

 

ということで、いよいよ、JR東日本の全県でSucaが使えるようになりますi

ただし、すべての地域ではありませんね

2024年度には、山形県で利用区間が増えますから楽しみですね