北海道新聞デジタル ニュースサイトに乗っている記事ですが゜

 

JR富良野~新得間24年春廃止へ 

住民「バス転換、寂しい」 「仕方ない」「便利になる」の声も

2023.03.07 19:48北海道新聞デジタル 

 

 

【富良野】

JR根室線の富良野~新得間について、JR北海道が6日、来年4月のバス転換を提案した。

沿線自治体は受け入れる方針で、利用者や沿線の住民からは「残念」「寂しい」

といった声が聞かれた。

一方、JRの利用者が長期低迷している現実もあったことから、

「仕方ない」との受け止めも多かった。

 富良野市中心部の病院へ通うため、

かつてはJRを利用していたと話す市山部地区の主婦伊藤早苗さん(71)は、

「使いたい時間に(JRが)走っておらず、乗りたくても乗れないことが多かった」と話す。

バス転換については「(バスの)本数が増えて、利便性が高くなったらありがたいですね」と

転換後の交通環境改善に期待した。

 山部駅前で「旅館やまべ」を営む今野准仁(じゅんじ)さん(59)も

「JRの利用者が少なかったので(バス転換は)仕方ない」と受け止めている。

さらに「バスの方が目的地近くまで直接行ける。

JRで富良野駅まで行き、タクシーやバスに乗り換えなくて済むなら

(バスの方が)便利になるのではないか」と指摘した。

 JRから来春のバス転換が提案された6日、

山部駅に午後2時半すぎに到着した車両の乗降客はなく、ドアの開閉のみだった。

同駅に午後5時すぎに到着した車両は1人が降車したものの乗る人はゼロだった。

 山部在住の農家男性(81)も

「寂しい気持ちはあるが、沿線住民は車社会に慣れており生活に影響はない」と断言する。

「本来なら10年以上前に廃線になってもおかしくなかった。

このまま延命してもJRに負担を掛けるだけになってしまうので、

良いタイミングなのではないか」と語った。

 富良野駅にいた鉄道ファンからは惜しむ声が聞かれた。

仙台市から旅行で訪れ、根室線を往復したという大学生嶋田泰治さん(20)は、

「とても残念。将来的な廃止は知っていたが、まさか1年後とは」と目を丸くした。

今月末で廃線となる留萌線に乗るために道内を訪れていたといい

「根室線は『本線』という名前が付いているくらい道内の大動脈だった。

分断されてしまうのは寂しい。夏も必ず乗りに来たい」と話した。

 仕事のため、平日は富良野市内まで、JR富良野線で通う中富良野町の女性(68)は、

実家が山部地区。

帰省では根室線を使っていただけに「仕方ないとは思うが、やっぱり寂しい」と言葉少なだ。

「バスの本数を増やして便利に使えるようにしてほしい」と要望した。

(小林健太郎)

 

という事で、JR根室線の富良野~新得間について、

JR北海道が6日、来年4月のバス転換を提案されました

まだ細かく決まった訳ではありませんが

地元市町村の予約制デマンドバスの運行が中心になると思いますね

あと、旭川~富良野~新得~帯広の都市間バスノースライナー号に

乗ると、同区間は乗り換えで行くことができますね

 

 

 

 

あとは、一部路鉄道存続運動をしている人もいますね