バスマガジンに乗っている記事ですが

 

自販機がバス停ってマジ!? バスロケやデジタル時刻表が一体の自販機がマルチすぎる!!

2023.03.05 バスマガジン

YEデジタルは西鉄バス北九州と伊藤園と協力し、

JR小倉駅南口ペデストリアンデッキ下にある、小倉駅バスセンター5番乗り場と、

西鉄バス北九州が運営管理する砂津バス停の2カ所において、

バスの接近情報がわかる飲料自動販売機一体型サイネージを設置し、

2023年2月23日(木)より運用を開始した。どんな自販機なのか見てみよう。

 

 

文:古川智規(バスマガジン編集部)

西鉄バス北九州 車両

 

 

■自販機とバスロケが一体になった!?

 既設のバス停付近に設置されている飲料自動販売機とバスロケを一体化し、

YEデジタルのモビリティサイネージクラウド

「MMvision」(エムエムビジョン)から配信される

バスの接近情報や、バス事業者からのお知らせを表示する。

 

 リアルタイムにバス接近情報の確認ができるほか、

近くに自動販売機がないバス停で待ち時間に飲料を購入することが可能になる。

 一方で、自動販売機一体型バスロケの手配は伊藤園が実施するため、

バス事業者の初期投資の費用抑制のほか、飲料の売上手数料収入によりシステム維持管理費の

負担も、軽減できるメリットがあり、「三方一両得」ともいえそうだ。

 

■自販機自体も多機能マシンだ

 この自動販売機に「貼り付けられる」形で設置されるバスロケだが

自販機自体も多機能なものを設置している。

ホット&コールドの缶・ペットボトル等を提供するのは基本だが、

nimoca(ニモカ)や全国ICカードまたはQRコードでの決済ができ、

災害対応タイプ(小倉駅バスセンターのみ)も設置される。

 

 YEデジタルのモビリティサイネージクラウド「MMvision」より

配信される情報としては、バスロケとしてのバス接近情報や、

バス事業者からのお知らせ(今回の場合は西鉄バス北九州からのお知らせ)などだ。

 

 そしてバスの通過予定時刻表(平日・土曜・日祝で分かれている時刻表のうち、

当日の時刻表を拡大して表示)も表示されるので、

バス停に差し込まれている紙の時刻表よりも視認性が良い。

 

■時刻表にも超便利な工夫が……

 同社が提供するデジタルバス停時刻表は、

ひと工夫が加えられており当日のその時間帯の時刻表が

リアルタイムで拡大表示される仕組みになっている。

 

また、今回の場合、自動販売機一体型の手配は伊藤園が実施するため、

バス事業者側の初期投資抑制のほか、

飲料の売上手数料収入により、システム維持管理費の負担も軽減できます。

 

飲み物の自販機とバス停のデジタル時刻表というのも、いいと思いますね

デジタル時刻表だけだと、費用が回収するのが大変だけども

デジタル時刻表付の飲み物の自販機だと、飲み物の販売益で

費用を回収できると思いますね