Jタウンネットニュースに乗っている記事ですが

 

推しイベの「神席チケット」自作し放題!?「オタクに夢を見せるメモ」の多幸感がヤバすぎる

2023.01.17 Jタウンネットニュース

 

それが、こちらの「メモ帳」だ。

見たことがあるような...(画像はmiz(@miz_kuma)さん提供)

 

 

1枚の紙が、3段に分かれているらしい。

一番上の段は、緑色がベースで、背景にオレンジ色を含むロゴのようなものが

うっすらデザインされている。真ん中の段は、

ぼんやりとしたカラフルな水玉模様。一番下の段は

複数の淡い色が混ざっているような......。

 

 

「界隈」の皆さんは、見た瞬間に「どういうことか」を理解したに違いない。

ただ、いまいちピンと来ていない、という読者もいるかもしれないので、

説明させてほしい。

 

このメモ帳は、コンサートやフェス、スポーツの試合、

演劇の公演などの「チケット」を模したメモ帳なのである。

しかも、それぞれの段が実在するチケットのデザインを彷彿させるものになっている。

 

つまりこのメモ帳は、好きなイベント名や日時、

座席番号(なかなか取れないアリーナも最前も、思いのまま)なんかを

書き込むことで「推しのイベントの神席が当選した気分」を味わえる、

まさに夢のようなアイテムなのだ!

 

世代間交流のきっかけに!?

妄想が捗りすぎる「チケット風メモ帳」は2023年1月3日、

ツイッターユーザーのmiz(@miz_kuma)さんが

「娘がお年玉でチケットの内容を自由に書き込めるオタクの

夢みたいなメモ帳を買っていた」とつぶやいて紹介したことで、注目の的に。

1万1000を超える「いいね」の他、

 

「夢がありすぎ!」

「これはいいな 夢あるし、書いて見てるだけでもニマニマしそうwww」

「これは欲しい!オタク仲間とチケット遊びがやりたい」

「持ってるだけでワクワクする」

といった声が寄せられ、話題になっている。

 

5日、Jタウンネット記者はまず、投稿者のmizさんに話を聞いた。

遊び方の「お手本」も見ていて楽しい(画像はmiz(@miz_kuma)さん提供)

メモ帳を購入したのは、小学校5年生の娘さん。

人気ユニット「すとぷり」のファンで、メモを使って、「自分なりの『神席』の

チケットを作ったり、以前に行ったライブのチケットを作って遊んでいます」。

ただ、すとぷりのライブは電子チケットのため、娘さんにとって紙のチケットは

珍しい存在なのだとか。

 

一方、母のmizさん(40代)はミュージカルやコンサートによく行くため、

「元ネタのチケット」は馴染み深い存在。

紙チケットを自分で発券したことがない娘さんと、

元ネタのチケットの半券を見せたりして、親子で楽しんだそうだ。

 

「今はちょうど、紙チケットから電子チケットへの過渡期だと思います。

このメモ帳やツイートのバズをきっかけに、紙チケットを窓口で買っていた祖父母世代と、

コンビニで紙チケットを発券する親世代、電子チケットの子世代で、

『チケット』に関する思い出話ができたのも良かったです」(mizさん)

チケット風だけじゃなくて、「チキン風」もオタクに夢を見せてくれるだけでなく、

世代間の交流をも生み出したメモ帳は、

文具や雑貨等の企画デザイン・製造・販売を行う「クラックス」

(本社:大阪府大阪市)が手掛けた「スクラッチパロディメモ」だ。

 

 

どのような経緯で商品が誕生したのか。

Jタウンネット記者は10日、同社にも話を聞いた。

送り状風のページもある(画像はクラックス提供)

 

 

「スクラッチパロディメモ」に複数のデザインのページがある。

チケット以外だと、「宅急便の送り状」を模したメモや、

「推し」をどのように推してきたか書ける履歴書風メモなどだ。

「工作で作れるミニチュアフライドチキンメモ」というのも

入っているそうだ(チキン型のメモとそれを入れる袋を切り取って

作れるようになっているもので、コンビニのチキンのような形になる)。

 

同社によれば、コロナ禍においてこのような「遊び系」のメモがよく売れている。

中でも実在するアイテムに似せた「リアルパロディ系」のものが人気だという。

 

また、「スクラッチパロディメモ」にはその名の通り

「スクラッチ」の要素も入っている。

コインなどで削るスクラッチを簡単に着けられるシールが付いているのだ。

「どのような遊び系のメモが人気なのか、

昔弊社が出していたものについて色々と子供たちにアンケートをとって、

上位にきたのがスクラッチメモでした。

そこで、人気のリアルパロディメモにプラスであわせると面白いかなと思い、

『スクラッチパロディメモ』の発売に至りました」(クラックス)

「推し事履歴書」も書けちゃう!(画像はクラックス提供)

こだわりはやはり、「本物に近い、よりリアルなデザイン」。

今回、そんな商品が話題となったことについて同社は

 

「好評いただきとても嬉しく思っております。

推し活が発案時以上にいま話題で、人気ですので、より面白い、時代にそった

商品を届けられるように今後とも頑張ってまいります」とコメントしている。

 

「スクラッチパロディメモ」は全国のファンシーバラエティショップで取り扱っている。

興味のある方は近くの店舗を探してみては。

 

という事で、このコンサートチケット風のメモ用紙の画像から

こんなものを作ってみました

なお、コンサートタイトル、主催団体 入場料、実施日時は、架空のものです

 

こういう事をするのも面白いですね