乗りものニュースに乗っている記事ですが
通勤電車に畳とちゃぶ台…“元・東急車”が大化け 前代未聞のイベント列車が登場
2023.01.24 乗りものニュース
青森県の津軽地方で鉄道を運行する弘南鉄道が、2023年1月、
自社のイベント用に使う弘南線の7000系電車1本を、お座敷車両としてリニューアルしました。
ウイズコロナとバリアフリーに対応したといいます。
車内は「和」の雰囲気を持ち合わせたデザインへ。一部の座席は畳です。
用途に応じてバリーション豊かな車内レイアウトが可能だといい、
床面にも畳を敷いてお座敷列車として運行できます。
テーブルも10卓が設置可能です。
車内にはほかにも、沿線観光施設の壁画や木彫刻が設置されています。
木彫品は、同社が毎夏に運行している「金魚ねぷた列車」をモチーフにしたもの。
今後は、沿線の観光コンテンツと組み合わせた列車を運行するほか、
季節ごとに地域の食を楽しめる工夫も行うとしています。
イベント列車の運行予定などは、改めて告知されます。
ちなみにお座敷車両となった7000系は、元は東急電鉄で使われていた通勤形電車です。
東横線や目蒲線(当時)、田園都市線などを走った同社の主力でした。
劣化の少ないステンレス車体が評価され、1988(昭和63)年に弘南鉄道へ渡ったのでした。
弘南鉄道 公式ホームページ イベント・お座敷車両特設ページ