北海道新聞 デジタルに乗っている記事ですが

 

新千歳で大量欠航…苫小牧からフェリーに 荒天時に無料バス HAPなど発表

2023.01.17 22:26 北海道新聞 デジタル

 

【千歳、苫小牧】

新千歳空港 バス乗り場に停車中の道南バス

 

北海道エアポート(HAP、千歳)と苫小牧港開発(苫小牧)は17日、

大雪により新千歳空港発の旅客便が大量に欠航し、空港に多くの滞留者が予想される場合、

苫小牧西港発の本州行きフェリーを、活用しやすくするための無料臨時バスを、

新千歳と同港間で運行すると発表した。

昨冬、大雪による欠航で多くの滞留者が出たことを受けた対応で、

同日から運行できる態勢を整えた。

道内と本州間で空路が利用できない際の代替交通手段として、フェリーの強みを発揮する狙いだ。

 

 

 HAPによると、苫小牧西港の本州行きフェリーの荒天による

昨年の運休率は1%台と低く、安定した運航が望める。

2018年9月の胆振東部地震の発生時も、新千歳空港が全便欠航する一方、

同港発のフェリーは通常運航し、物流面も含めて大きな役割を果たした。

苫小牧フェリーターミナルに泊まっている 太平洋フェリー

 

 臨時バスの運行は大雪や荒天で、

日本航空、全日空などの羽田行き出発便の翌日の欠航見込みが

50%程度見込まれ、滞留者の発生が予想される際を想定する。

 

 HAPが苫小牧港開発に要請し、道南バス(室蘭)が運行。

午後3時と同5時に新千歳空港を出発する1日2便で、

苫小牧西港までの所要時間は30~40分ほど、1便50人程度の利用を見込む。

 新千歳と同港間には現在、直通の公共交通機関はなく、利用者が空路からフェリーに

切り替える際は、JRやバスを乗り継いで同港に向かう必要があるといい、

臨時バスにより利便性が増しそうだ。

 苫小牧西港発のフェリーは八戸(青森)、仙台・名古屋、大洗(茨城)行きがあり、

各目的地まで約8時間~約39時間で到着する。

苫小牧港開発は「大雪による滞留者は北海道観光の課題。

代替手段の一つとして活用してほしい」。

HAPは「新千歳空港と苫小牧西港間が距離約20㎞で近接する『ダブルポート』の利点を生かし、

本州方面への移動を希望するお客さまを支援したい」と話している。

(犬飼裕一、佐藤圭史)

 

という事でまず、説明から

北海道エアポート(HAP)は、北海道にある主要7空港を一括して運営する会社

主要7空港とは、

新千歳空港、函館空港、旭川空港、帯広空港、釧路空港、女満別空港、稚内空港を指します。

 

苫小牧港開発は、苫小牧フェリーターミナルの運営会社

 

それで、この取り組みで、船でもいいから、本州へ行きたいという人は

朗報だと思いますが、余計なお金を持っていないとか、手続きが面倒とか、

そもそも船が嫌いという人は、関係ない話ですね

あと、連絡バスの運行が道南バス、という事もあって、新千歳空港のバス乗り場が

端の方の2番のりばという事ですが、HAP社と、北海道中央バス、北都交通、道南バスが

協議して、非常時に限り、中央部付近の12番のりはからなどから、乗ることができれば、

もっといいですね。

 

あと、バスマニア的な話ですが、この写真の道南バス

神奈川中央交通(通称:神奈中)のお下がり車両の可能性が高いですね

ヘットライトの上に「後払い」表示機が付いていますからね

 

あと、最近導入した車両ですので車両ナンバーが苫小牧ナンバーですね

(古くからいる車両は室蘭ナンバーですから)

 

北海道エアポートと苫小牧港開発 共同ブレスリリース

(共同リリース)大雪等による新千歳空港滞留者緩和に向けた新サービスの開始について

北海道エアポート

https://www.hokkaido-airports.co.jp/uploads/2023/01/230117_Release_HAP.pdf

苫小牧港開発

https://tomakai.sakura.ne.jp/tomakai_img/20230117113029.pdf

 

新千歳空港 バス乗降場所