地元の人や、ここを、よく通る人は寝知っていることですが

乗りものニュースに乗っている記事ですが

 

 

「日本一長い直線道路」なぜできた? すっごく長い!けど飛ばせない?

もとは"囚人道路"

2022.09.26 乗りものニュース

滝川側の日本一直線区間の碑

 

北海道にある国道12号、滝川市~美唄市間には

「日本一長い直線区間」が存在します。

その距離は29.2㎞。なぜこのような道路が出来たのでしょうか。

実際に走ってみました。

 

 

 

動画

地図

 

まっっっすぐ、だけどスムーズじゃないところも

 北海道の札幌市と旭川市を結ぶ、全長約140㎞の国道12号。

この国道のうち、道央に位置する滝川市・新町と美唄市・光珠内跨線橋を

結ぶ区間に「日本一長い直線区間」が存在します。

その長さは29.2㎞。東京駅から横浜の市街地を直線で結んだ距離に相当します。

実際にこの道を走ってきました。

 

 

国道12号線の滝川市新町 旭川方向

 

国道12号線の砂川市 空知太の旧12号線の合流地点

国道12号線の砂川市 空知太の 札幌方面

 

「日本一長い直線区間」はほぼ南北方向に伸びており、

それぞれの終着地点には、「直線道路日本一」と掲げられた

記念碑が掲げられています。

ただ、北端の滝川市側と南端の美唄市側では、

記念碑周辺の街の様子は対象的です。

滝川市側は周辺にショッピングモールなどが並んでいる繁華街であるのに対し、

美唄市側は工場や会社が立ち並ぶ程度で、決して栄えているとはいえません。

 

 この区間は片道2車線がスタンダードとなっており、

滝川市→美唄市をノンストップで走行すると所要時間は約40分。

折り返して、復路は途中2地点ほどで停車し道路などの撮影をはさみ、

美唄市→滝川市を走行したさいの所要時間は約1時間弱といったところでした。

 

「日本一長い直線道路」は3市1町をまたがっており、途中、

鉄道(JR函館本線)と並走します。

たとえば砂川駅周辺など、駅前の繁華街となっているところもあり、

こういった場所では、数10Mおきに信号が設置されているエリアもあります。

直線道路ではあるものの、ずっとスムーズに走れるわけではない、

というのもこの道の一面です。

 

 

中間点で見つけた「日本一長い直線道路」誕生経緯

 国道12号線「日本一長い直線道路」の中間点は、奈井江町にあります。

ここにも中間点を示す記念碑が掲げられており、

それに隣接するように道の駅「ハウスヤルビ奈井江」があります。

ここには、北海道開発局による「日本一長い直線道路」が

できるまでの経緯が記されていました。

 

 

 国道12号は、通称「上川道路」を前身とします。

この道路は当時の市来知(いちきしり・現・三笠市)から

空知太(そらちぶと・現・砂川市)を経て、忠別太(ちゅうべつぶと・現・旭川市)に

至る全長22里15町(87.9㎞)余りの路線として、1886年に開通。

その後1890年、樺戸監獄署の囚人らの手により

道幅が、最狭4間(7.2m)から最広5間(9.0m)の道路として完成しましたが、

その作業は過酷を極めたそうです。

こうしたことから、国道12号は「囚人道路」とも称されます。

「上川道路」は1920年に国道化され、1965年には、

現在の一般国道12号となったそうです。

 同町の説明資料によると、明治時代の公文書「上川道路工事復命書」に、

「『上川道路』は、できるだけ直線道路とするよう実測せよ」

といった趣旨の記載がされていたとのこと。

この「日本一の直線道路」の誕生は、

この当時の「上川道路の作り方」に起因しているといえそうです。

 

ます、説明

空知太(そらちぶと)とは、アイヌ語で、川の合流点で

空知太は、空知川の合流地点という意味です

 

北海道は、前にも書いたことがありますが

何もないところに、川に、船に行って、その川の合流点に、先に町ができて、

そこと、前後の川の合流点を、結ぶ道路ができました。

特に、岩見沢~滝川間は、平地だったので

まっすぐの方が、費用も、手間もかからないので、直線道路ができました

 

あと、工事をする人は、犯罪者の他に、タコ部屋労働者といった

東京などで、ぶらぶら遊んでいた人を、言葉巧みに引きこんだり

朝鮮・韓国人の強制労働で、道路や、線路を作った所が北海道では多くあります

 

以前テレビ番組で、AKB48チーム8 北海道代表の坂口渚沙ちゃんも

美唄市の方の日本一直線区間の碑に寄っていますね