北海道新聞に乗っている記事ですが
五稜郭車両所23年3月に廃止 JR北海道 経費削減、苗穂に移管
2022.08.04 10:55 北海道新聞
来年3月末での廃止が決まった五稜郭車両所=3日夕(小葉松隆撮影)
北海道新聞@doshinweb
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2022年08月04日 11:55
【函館】JR北海道がJR五稜郭駅に隣接する
車両工場「五稜郭車両所」(函館市港町)を来年3月末に廃止することが
3日、分かった。JRが関係者に廃止方針を伝えた。
JRの鉄道車両工場としては、札幌市の苗穂工場に次ぐ2番目の規模で、
廃止後は苗穂工場、釧路運輸車両所の2カ所となる。
五稜郭車両所は1911年(明治44年)に函館工場として開設され、
100年以上にわたって道内を走る鉄道の車両修繕や検査を担ってきた。
経営難が続くJRは経費削減のため、組織や施設の統廃合を進めており、
五稜郭車両所廃止もその一環。
同車両所は、ディーゼル機関などを動力にする「気動車」(ディーゼルカー)が対象で、
初代振り子式特急気動車のキハ281系と普通列車気動車の
キハ40形の定期検査業務を主に行ってきたが、
キハ281系は9月末で運行を終了する。
廃止に伴い、キハ40形の定期検査も苗穂工場へ移管することになった。
車両所に勤務する社員76人(7月現在)は北海道新幹線や
在来線の検査・修繕業務を行う別の部署に異動する予定。
JR北海道によると、同車両所の敷地面積は6万382㎡、
車輪作業場や旅客車塗装場など建物面積2万2597㎡、
約200台の検査・修繕機械を備える。車両所内の線路は1680m。
11年の開設以降、22年(大正11年)に現在地に移転し、
五稜郭工場、87年に五稜郭車両所に改称した。
JRは来年3月末の廃止以降、更地にする方針で施設の撤去を進めるが、
完了時期は未定。長年、車両工場として利用してきたこともあり、
土壌が油などで汚染されている可能性が高い。
再開発して土地を再利用するには全面的に土壌改良をしなければならず、
関係者は「多額の費用が必要になる」とみている。(徳永仁
という事で、鉄道車両の点検は下記の通りとなっています
① 「列車検査」 :
車体を分解せずにブレーキ装置、標識灯、合図装置など主要部分について
外部から行う検査。検査周期の例は3~10日ごと。
む「仕業検査」と呼ぶこともあります。
② 「状態・機能検査」 :
車体を分解せずに集電装置、主電動機、補助回転機、制御装置、台車、
ブレーキ装置、連結装置、戸閉装置、蓄電池、車体などの各部について
カバーを取り外すなどして行う検査。
検査周期の例は3ヶ月または走行3万㎞を超えない期間ごと。
「月検査」「交番検査」と呼ぶこともあります。
③ 「重要部検査」 :
車両を解体して動力発生装置、走行装置、ブレーキ装置などの
重要な装置の主要部分について行う定期 検査。
装置や計器を分解して細かい所まで検査する。
検査周期の例は、4年または走行60万kmを超えない期間ごと。
④ 「全般検査」 :パンタグラフ、台車、車輪など車両の主要部分を
取り外して総合的に調べる最も大がかりな検査。
検査周期 の例は8年ごと。自動車の車検に相当するものといえます。
この時に、車両の塗装を塗り直すことが多く、この時に
下記の画像の検査済み表示を書き換えます
多分平成表記ですね
あと、隣接する、JR北海道函館運輸所と
JR貨物の五稜郭車機関区は存続します