乗りものニュースに乗っている記事ですが

 

あ、また電車きた!」

親子で大興奮 東京メトロ初“有料”基地見学に手ごたえ 実施のワケは

2022.07.28 乗りものニュース

 

東京メトロ日比谷線の車両基地など

鉄道施設を見学できる親子向けツアーが開催。

メトロでは初となる「旅行商品」としての現場公開、

どのような背景があったのでしょうか。

東京メトロ千住検車区で行われた特別見学会の様子(乗りものニュース編集部撮影)。

 

東京メトロの在籍車両数は「2,736両です」 子供たち恐るべし

 東京メトロが2022年7月27日、

地下鉄の車両基地や鉄道関係の学校へ体験入場するイベント

「親子で社会科見学!千住検車区~鉄道学校 鉄道三昧ツアー」を開催しました。

 

 

 

 東京メトロとしては初めて、車両基地見学を旅行ツアー商品として

公開することになった今回のイベント。

先着20組40名で応募したところ、即日完売となったそうです。

 

 特別公開となった東京メトロ千住検車区は南千住駅に隣接し、

日比谷線の車両を担当しています。

 

 親子ペアたちは検車場まで入場し、普段見ることのできない

「裏方」を思い思いに見学。

自分でデザインしたヘッドマークを実車に取り付けて記念撮影も行いました。

昼前という時間もあり、ラッシュ時に総動員された車両たちが

見学中に次々と帰ってきます。

子どもたちはそのたびに歓声を上げ、カメラやタブレットなどを向けていました。

 

 検車区の作業員は子どもに取り囲まれて、

その赤い旗はなに?」「この中でどれが一番古い電車なの?」と質問攻めに。

「長野電鉄に譲渡する車両は、どうやって運んでいくの?」という

”玄人”な質問に対しても、動じず答えてあげていました。

 

 事務所内では車両検査の流れについて説明をうけ、

実際に点検に使われる道具に触れる体験も。

最初に担当職員からクイズが出され、

「東京メトロの正式名称は?」「営団地下鉄!」と

積極的に手を上げて回答する子どもたち。

在籍車両数はどれだけかというクイズに、「2,736両です」と

即答があった場面では、その博識ぶりに、

周囲にいた社員たちからもどよめきが上がっていました。

 

 

鉄道の名門「岩倉高校」へ!

 今回はもうひとつのコラボ先として、

台東区の岩倉高校の生徒も付き添いで参加。

全国的に珍しい鉄道関係のカリキュラムを持つことから、

集まった保護者たちも興味津々で話題にしている様子が伺えました。

 

 検車区の見学のあとは全員で上野駅へ向かい、岩倉高校を特別に校内見学。

昼ごはんは同区内のレストランによるお弁当が提供されますが、

そのラッピングも岩倉高校の生徒たちの手でデザインされたといいます。

 

 今回のイベントは、台東区と旅行会社「クラブツーリズム」が

連携協定で「地域資源を活かした観光振興」をめざす施策の一環として、

東京メトロとの協働で開催されたものです。

この施策は今年秋にも、東武鉄道との協働で「浅草駅探検ツアー」として

行われる予定。

JRや、メトロでも初の試みとなった有料での見学会という形ですが、

担当者は「主催側も、参加者も、じっくり、ゆとりを持って動けたことが大きいです。

一般公開に比べて、『殺気立った雰囲気』がありませんでした」と、

手ごたえを感じているようです。

今後の展開については、今回の結果をふまえて検討していくとしています。

 

 企画に携わった東京メトロ需要創出マーケティング部 課長

板倉さんは「子どもたちの夏休みの思い出になるために、

当社が持つ資源として何か提供できないかと考え、このイベントの企画となりました。

本当はもっとたくさんの人を呼びたかったのですが

この情勢の中で、ひとまず実現できてよかったです」と話しました。

 

東京メトロ プレスリリース

東京メトロ×クラブツーリズム×岩倉高等学校共同企画

「親子で社会科見学!千住検車区~鉄道学校 鉄道三昧ツアー」 を開催します!

 


https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews220617_1.pdf

ということで、参加したこどもの中に

東京メトロの正式名称は、という問いに

「営団地下鉄!」答えた子がいるそうだけれど

東京の地下鉄は

 

1920(大正9)年 8月29日 東京地下鉄道株式会社創立

 

1941(昭和16)年 7月4日 帝都高速度交通営団設立

 

2004(平成16年)4月1日 東京地下鉄株式会社誕生

 

最初は、民間企業の東京地下鉄道株式会社としで、運営されましたが

太平洋戦争(一部の人は、大東亜戦争という人もいます)の

戦時統合で、官民協力であるため、公法人でもなく、私法人でもない

中間形態の企業形態の、帝都高速度交通営団に統合されました

もう一つの理由として

帝都高速度交通営団のような採算事業であり、

かつ参入すれば莫大な利益が得られる故に多数の参入希望者があり、

また公益との調整のための緩衝材として公権力の監視下にある

組織形態として設立されたとも言われています

 

戦後、他の営団組織は、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)より

解体が命じられましたが、交通営団は、東京の地下鉄を

運営する団体として、存続が認められました

 

その後、平成に入ってから、営団地下鉄の民営化が議論されてきて

平成16年4月1日に東京地下鉄株式会社(東京メトロ)に移行されました

 

そして、このような、有料の車両基地見学ツアーは

他の会社でもやってほしいですね

JR北海道とか・・・

 

 

動画 【東京メトロ】「車両基地見学ツアー」初開催 小学生ら“鉄道マニア”歓喜

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