松本経済新聞 (みんなの経済新聞ネットワーク) に乗っている記事ですが

 

松本・上高地線が10カ月ぶりに全線運行再開 地域の日常と笑顔戻る

 

2022.06.10松本経済新聞

 

昨年8月の大雨で被災して一部区間が不通になっていた

松本市のアルピコ交通上高地線が6月10日、全線で運行を再開した。

渚駅で行われた記念式典では、新島々駅発の始発列車を迎えた

 

 

 西松本駅と渚駅の間にある田川橋梁(きょうりょう)の橋脚が傾き、

不通となった一部区間では、バスによる代替運行を行っていた。

アルピコ交通によると、昨年11月から始まった復旧工事の費用は

2億2,400万円で、うち1億2,400万円を松本市と県が補助。

地域住民や有志、クラウドファンディングなどでも支援が寄せられた。

 全線運行再開に合わせて、橋梁には横断幕を、

3月に導入された新車両「20100形」にはヘッドマークを掲出。

記念グッズとして、乗車券と入場券を2枚ずつセットにした

「上高地線全線運行再開記念きっぷ」(1,250円)や

ミニヘッドマーク(2,200円)のほか、「上高地線電車わくわく一日フリー乗車券」

(大人=1,420円、子ども=710円)などを販売する。

 

 10日は、橋梁に近い渚駅で記念式典が行われた。

臥雲義尚市長は「通勤通学、そして上高地や乗鞍高原の入り口として、

復旧にとどまらず、未来に向けての新たなスタートになると確信している」とあいさつ。

アルピコ交通の小林史成社長は、同線に携わる全ての人々に感謝の意を表し、

「今日から通常の運行に戻るが、安全性、利便性のさらなる向上と、

地域の足、生活を支える公共交通として前を向いて頑張りたい」と力を込めた。

その後、新島々駅発の始発列車を迎え、くす玉を割った。

 

 「上高地線田川橋梁早期復旧応援プロジェクト」を展開してきた

「しましま本店実行委員会」は、西松本駅で横断幕を掲げ、旗を振って乗客を迎え入れた。

実行委員会代表の太田岳さんは「いつもの上高地線の姿が戻ってきて、

おめでとう、お帰りなさいという気持ち。

たくさんの人の支えがあって、この風景が再び見られるようになった」と笑顔を見せる。

 

 11日・12日には、古本を販売するイベント「本の駅・下新文庫」を

下新駅で開催する。

「一ファンとしての立場でしかないが、これからもより多くの人に、

上高地線を知ってもらい、何度でも足を運んでもらえるように、

活動を続けていきたい」とも。

 

 

という事で、アルピコ交通上高地線 運行再開おめでとうございます

 

動画 アルピコ交通 公式  鉄道2022.06.10アルピコ交通上高地線全線運行再開。

 

アルピコ交通 上高地線】全線運転再開!! -2022年6月10日-

 

上高地線全線運行再開!1番列車は特製HM掲げた20100形!】

 

 

関連ツイート