北海道新聞 南空知版に乗っている記事ですが

 

月形で旧札沼線跡地ウォーク 在りし日の鉄路に思いはせ 田園風景、炭鉱遺産楽しむ

2022.05.22 05:00

秘境駅として知られた旧豊ケ岡駅の構内を散策する参加者

 

 【月形】 2年前に一部区間が廃止されたJR札沼線の線路跡を歩く

「旧札沼線跡地廃線ウォーク」が21日、町内で初めて開かれた。

晴天の下、参加した町民19人が田園風景や炭鉱遺産が残る廃線跡を

ゆっくり歩き、在りし日の鉄路に思いをはせた。

 

 

 町内の線路や鉄道設備が残っているうちに、

列車が走った当時を懐かしんでもらおうと町が開催。

コースは浦臼町との境界付近から旧石狩月形駅までの10㎞の区間で、

スタート地点が異なる三つを設定した。

 

 最長の10㎞は11人が参加。

同駅からバスでスタート地点まで移動、町職員の案内で、さび付いた線路上を歩き始めた。

樺戸連山を横目に、田植えが行われるのどかな風景や、

ウグイスの鳴き声を楽しみながら1時間半ほど歩くと、

秘境駅として知られた旧豊ケ岡駅に到着。

周囲に木々が生い茂る森閑とした同駅の近くには、

月形炭鉱(1963年閉山)の遺構が残っており、

参加者は熱心にカメラのシャッターを切っていた。

 

 さらに1時間半ほど線路上を歩き、高い塀に囲まれた月形刑務所の裏手を過ぎると、

ゴールの旧石狩月形駅に到着。参加者は町職員に拍手で出迎えられた。

 

 10㎞キロを歩いた野添喜代子さん(71)は

「月形炭鉱があった時代を記憶しているので、炭鉱の遺構を見られたのがうれしかったです」と笑顔。

星泰子さん(74)は「線路跡を歩くのを楽しみにしていた。

今度は秋にも石狩当別方面の線路を歩いてみたい。また開催してほしい」と話していた。

(渡辺拓也)

 

 

そして、月形町 公式ホームページにのっている記事ですが

 

JR札沼線の思い出を風化させること無く、鉄路の思い出を人々に刻むべく

線路跡地を歩き当時を振り返る事業を開催いたします。

月形町札比内地区から旧石狩月形駅までの歴史あるコースを歩く予定です。

 

(町広報4月号にチラシ折り込みしています。)下記のリンク

周辺地図

参加した人は、いい経験になったと思いますね

次回やるときは、町外の人も参加できたらいいですね