「客車改造の気動車」どうなる?

JR北海道の事業計画で気になる北海道ならではな車両の行方

2022.04.06 乗りものニュース

JR北海道が発表した「令和4年度事業計画」では、H100形電気式気動車などの新製投入だけでなく、

「2両編成のワンマン電車を導入する」とも記載されています。

これにより去就が注目されるのが、北海道ならではの気動車、キハ143形です。

 

 

ワンマン電車導入は省力化・省人化を進めるため

 JR北海道は2022年4月1日に「令和4年度事業計画」を発表しました。

この事業計画では、H100形電気式気動車の新製によるキハ40形気動車の置き換えや、

261系特急気動車の新製投入のほか、「地方電化区間での列車運行の省力化・省人化を進めるため、

2両編成のワンマン電車を導入する」とも記載されています。

 ワンマン電車の具体的な投入路線は明らかになっていませんが、

北海道の地方電化区間で運行している列車といえば、

キハ143形気動車を使用した普通列車があげられるでしょう。

キハ143形は電化区間の室蘭本線 室蘭~苫小牧間や札幌~東室蘭間で

普通列車としてワンマン運転が行われており、導入予定のワンマン電車と同じく

2両編成で使われています。

 

JR北海道のキハ143形気動車(画像:写真AC)。

 

 キハ143形は、1990(平成2)年から1995(平成7)年にかけて

50系客車(オハフ51形)から改造されたキハ141系のグループ。

先にキハ141形とキハ142形が登場しましたが、出力を増強したエンジンを1基搭載して

1994(平成6)年から1995年にかけて登場したのがキハ143形です。

1994年にはエンジンを搭載しないキサハ144形も登場しています。

 

 キハ141系は函館本線・札沼線(学園都市線)の

札幌~北海道医療大学前間で使用されましたが、2012(平成24)年6月に

札沼線の桑園~北海道医療大学前間が電化されると、運用が減少。

同年10月からはすべて電車での運転となったことで、キハ141形・142形・144形は営業運転を終了し、

キハ143形は2両編成5本(10両)が苗穂運転所から苫小牧運転所に転属しています。

 

 2022年4月時点でJR北海道に残るキハ143形は10両のみです。

その10両も改造からすでに27年以上が経過。

老朽化によりワンマン電車に取り替えられるものと考えられます。

 

 なお、キハ141系は22両がミャンマー国鉄へ、4両がJR東日本に譲渡されています。

JR東日本では改造のうえ「SL河」用の車両として使用していますが、

キハ141系の老朽化に伴い2023年春をもって「SL銀河」の運行を終了する予定です。

JR北海道のキハ143形も廃車になれば、国内の営業線上から客車改造気動車が

姿を消すことになります。

 

2両編成のワンマン電車を導入することですが、

 

室蘭本線 室蘭~苫小牧間や札幌~東室蘭間で普通列車に導入するほかに、

私が住んでいます、滝川市を含む函館本線 岩見沢~旭川にもワンマン電車を

導入するかもしれませんね

滝川駅にいるキハ40系

現在日中は、1~2両のディーゼルカーで運行していることがありますが

15時以降は高校の下校時間になったら、

3両でも混雑する時間帯並びに区間がありますからね

あと、この車両導入に合わせて、IC乗車カードのKitaca(キタカ)の

利用区間を、滝川または旭川までと、室蘭まで伸ばす可能性もありますね

 

あと、H100形のような、クロスシートがあったらいいと思いますね

国鉄の旧型客車

50系客車

あと、50系客車は、国鉄の時の旧型客車が、手動ドアだったので安全面で問題かあったので、

この車両を導入したのですが、その後、客車列車を減らして、

電車や、ディーゼルカーを導入したのですが、客車にエンジンや運転台を

つけたのがキハ143なのです、

あとは、客車は、ノロッコ号・富良野・美瑛や釧路湿原号に使う事になりました

青函トンネルを通っていた、快速海峡にも使っていました