北海道新聞に乗っている記事ですが

 

モノコックバス 道遺産に応募へ 士別軌道 骨組みなく丸み全国にファン

2022.01.27 05:00

 【士別】

士別軌道(井口裕史社長)は同社が1台所有する、骨組みがなく丸みを帯びた古い形式の

「モノコックバス」を、現在募集中の「北海道遺産」に応募する。

現役で運行するものとしては道内唯一の車両とみられる。

井口社長は「観光資源としての価値が高まり、

士別への集客に貢献できれば」と話している。

 

 

北海道遺産は、NPO法人北海道遺産協議会(札幌)が

「人々の歴史や文化、生活、産業など次の世代へ大切に

引き継ぎたい有形・無形の財産」について選ぶ。

 

 現在は第4回選定に向け、2月末まで申請を受け付けている。

今月中旬、同社や士別市などでつくる市地域公共交通活性化協議会の会議で

事務局の市側から提案があり、了承された。

担当する士別市企画課は

「全国でも数少ない貴重な車両であり、ぜひ残したい地域の財産」とする。

 

 同社のモノコックバスは1982年製。

夏場に定期運行に投入されるほか、観光バスとしても需要がある。

昨年の企画運行には、新型コロナウイルス禍にもかかわらず全国からファンが乗車。

クリアファイルやストラップなど関連グッズも人気だ。

同社は、締め切りとなる2月末までに応募する考え。

 

 北海道遺産の選定は、2001年から3回行われ、

旭橋(旭川)や天塩川など計67件が選ばれている。(大口弘明)

 

 

北海道遺産とは

 

次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から、

北海道民全体の宝物として選ばれたのが「北海道遺産」です。

北海道の豊かな自然、北海道に生きてきた人々の歴史や文化、生活、産業など、

各分野から道民参加によって選ばれました。

平成13年10月22日に第1回選定分25件が、

平成16年10月22日に第2回選定分27件が、そして

平成30年11月1日に第3回選定分15件が決定・公表され、

北海道遺産は総計67件となりました。

 

 

ということで、鉄道関連は数件ありますが

自動車、路線バスを、北海道遺産に選ばれると、

初めてのことになりますね