読売新聞 東京本社 版に乗っている記事ですが

 

新小岩と金町を結ぶ新路線、貨物線活用で2030年頃の区間開業目指す

2022.01.08 22:05

 

 

 

東京都葛飾区は、区内を南北に走るJR貨物線の旅客路線化事業に着手する。

近隣には映画「男はつらいよ」の舞台となった柴又帝釈天もあり、

観光振興や街づくりの起爆剤とする構想だ。

区は2030年頃に一部区間の開業を目指しており、

高齢者や障害者が利用しやすい低床の「LRT(次世代型路面電車)」型車両の採用も検討する。

 

 葛飾区の青木克徳区長は「排ガス削減など『脱炭素化』の潮流の中で

公共交通機関の重要性は高まっている。早期開業を実現したい」と語った。

区は近く、JR東日本や国土交通省、都などと検討会を発足させて調整を本格化させる。

JR東日本も「区の検討に協力していきたい」としている。

 

葛飾区が旅客化を検討しているJRの新金貨物線

 旅客化の対象は、JR総武線・新小岩駅付近と常磐線・金町駅を通る単線の

「 新金しんきん 貨物線」(約7㎞)。

東京と千葉をつなぐ輸送網として大正期に整備されたが、

貨物輸送の多様化に伴って運行本数は減っている。

 

 計画案では、7~10の駅を新設。

ピーク時は約10分間隔で運行して新小岩~金町駅を約20分で結ぶ。

帝釈天最寄りの京成線に接続できる駅も設け、1日約4万人の利用を見込む。

区は整備費を約200億~250億円と試算し、100億円規模の基金を積み立てる。

 

 運行主体は区などが出資する第3セクターとし、

JR東から線路を借り受けて営業する「上下分離」案を軸に検討が進められている。

 

■LRT =「ライト・レール・トランジット」の略で、

乗降しやすく、振動や騒音が少ない都市型の新交通として注目されている。

国内では富山市などで導入され、2016年のリオデジャネイロ五輪でも整備された。

富山地方鉄道 富山港線 (旧・富山ライトレールトランジット←JR富山港線)

 

ということで、JR新金線を、旅客化にするとう話は、以前からあったのですが

LRT化というのは今回初めて聞きますね。

東京の人だと、東京都電 荒川線 とか

東急 世田谷線に近いですね

 

あと、動画で見たところ、住宅地域を走りますから、一定の乗客は見込めるおもいますが

あとは、地元の人と、運営主体の会社次第ではないでしょうか

 

動画 

 

普段は乗れない貨物線!

クラツー貨物線ツアー 新金線前面展望 新小岩→金町 485系 華

 

【新金・常磐貨物線】

四季島でも乗れない首都圏の貨物線を、185系ツアー列車で巡る!