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もし電車内で不測の事態が起きたら?

2021.11.01 18:27 HTB 北海道テレビ放送

札幌市営地下鉄 東豊線

 

10月31日に東京の京王線の電車内で乗客が刃物で刺され、火をつけられる事件が起きました。  

札幌の地下鉄では不測の事態にどう備えているのでしょうか。

 31日午後8時ごろ京王線の電車内で起きた衝撃的な事件。

 現行犯逮捕された男は乗客の男性を刃物で刺し、液体をまいて火をつけたとみられています。

 毎日、多くの人が利用する札幌の地下鉄ではこうした

不測の事態にどう対応するのでしょうか。

 

 

 

 

 

 【札幌市交通局高速電車部業務課高橋英広運転係長】

「まずその状況をお知らせください。

お知らせいただくにはこの非常通報ボタンを押していただくと係員に通報することができます」

 

 地下鉄の各車両に3か所ついている非常通報ボタン。

 これを押すと運行を管理している指令所につながり、

係員と話をすることができます。

 

 【デモンストレーション】

 

 【乗客】

 「燃えています。燃えています。」

 【無線室】

 「火災発生ですね。お客様何両目に乗られていますか?」

 【乗客】

 「1-1と書いていますけど」

 

 【無線室】

 「1-1かしこまりました」

 

 このとき、運転士は列車を途中で停めず、

次の駅まで走って乗客を下ろすことになっています。

 

 ただ、乗客が絶対にやってはいけないことが…

 

 【高橋さん】

 「非常用ドアコックがあけられて

電車のドアが開いてしまうと列車を止めるというマニュアルになっている」

 

 31日の京王線の事件では、

乗客が非常用のドアコックを操作したために列車が加速できなくなりました。

 その結果、車両のドアと駅のホームドアの位置がずれたままとなり、

すぐにドアを開けることができなかったのです。

 

 【高橋さん】

 

 「地下鉄はひとつの駅間が概ね1分から2分でついてしまいます。

 なので無理に電車から脱出しようとせず、

となり、またはその次の安全な車両に避難してください」

 

 非常用ドアコックは駅に停車中に係員の指示がない限りは

使ってはいけないとしています。

 一方、ホームドアにもいざというときの備えがありました。

 

 【渡辺記者リポート】

 「ホームドアも開かなかった場合、

こちらの非常解錠ボタンを押すと手で開けることができます」

 

 札幌市交通局では火災や不測の事態に備え、

定期的に訓練を繰り返しているということです。

 

 

という事で、非常ドアコックを操作してしまうと、

電車から人が降りてしまっているという事で、

列車を動かさないことになっているそうです。

 

それでは、どうすればよかったのかというと

 

1.非常通報ボタンを押して、車両の場所し状況を説明する

2.列車が停車した後に、司令員や、乗務員の指示の元で、

  非常ドアコックを操作して、乗車口扉を手で開ける

4.ホームの隙間があることに注意して、ホームドアの扉も

  非常開放ボタンを押して、手で開ける

 

それで、安全な所に避難するということですね。

 

ただ、非常ドアコックの場所は、車両によって違いますし

ホームドアの非常開放ボタンも会社や駅によってちかうようですか

注意が必要ですね。

 

札幌の地下鉄は、すべて同じ場所にあります