北海道新聞に載っている記事ですが

 

低速電動バスでぐるっと登別 道内初の実証実験

2021.10.27 05:00 北海道新聞

登別市は26日、低速電動バス「グリーンスローモビリティ」の

実証運行を登別温泉街で始めた。

温室効果ガスの排出削減を図りながら、観光地の周遊や高齢者の安全な移動手段として

国が導入を進める移動サービスで、北海道運輸局によると、道内での運行は初めて。

 

 

電動バスで温泉街スイスイ 登別市が道内初の公道実証実験 北海道新聞 動画

 

 建設コンサルタント会社「日本データーサービス」(札幌)が市に提案した。

事業費はトヨタ・モビリティ基金から助成を受けて賄い、金額は非公表。

太陽光で充電できる車両の最高時速は19㎞/h。

11月23日まで温泉街の中心部の約1・5㎞で運行し、無料で自由に乗り降りできる。

 

 温泉街では、新型コロナウイルス感染拡大前の休日には3千台の車が走り、

荷物を運びながら道路を歩く観光客もいた。

低速電動バスを導入することで車の域内移動を抑え、安全に観光を楽しんでもらう

効果を期待している。

利用した札幌市の樫田幸子さん(76)は「景色を眺め、楽に移動できた」と話した。

 

 登別市出身で実証運行を企画した同社の東本靖史計画調査部長は

「温泉街もゼロカーボン(脱炭素)の流れに対応できる」と説明。

市は新型コロナ禍の収束後を見据え、

欧米など環境保全の意識が高い訪日外国人客へのアピールも狙う。

(渡辺愛梨)

 

登別市役所HP

 

低速電動バス「グリーンスローモビリティ」の実証運行を開始します