鉄道プレスネットに乗っている記事ですが

 

釧網本線「SL冬の湿原号」客車リニューアルまず2両 将来は「ストーブ」設置

2021.10.16

釧網本線を走る「SL冬の湿原号」。

 

JR北海道は10月14日、

釧網本線のSL列車「SL冬の湿原号」を来年2022年1月から運行すると発表した。

蒸気機関車がけん引する客車5両編成はリニューアルが計画されており、

まず第1弾として2両のリニューアル車が導入される。

 

 

1月の運行開始時に導入されるリニューアル車は、

編成両端の1号車(スハフ14 505)と5号車(スハフ14 507)。

「たんちょうカー」という愛称が付けられる。

川側にカウンター席、山側に床の高いボックス席を設置。

釧路川や湿原など川側の眺望を楽しめる配置にした。

SL冬の湿原号の列車編成

 

2022年1月からの運行で導入されるリニューアル車「たんちょうカー」のイメージ。【画像:JR北海道】

座席は抗菌・抗ウイルス生地を使用。

色は「丹頂の赤」にちなんだえんじ色を使い、

壁は「雪原に点在する木々」をイメージした木目調だ。

JR北海道は「木材を使用した暖かみがあり高級感を感じる室内」にするとしている。

このほか、機器室に隣接する通路の窓を大型化し、展望通路を設ける。

けん引機は従来通りC11形蒸気機関車の171号機だ。

 

「SL冬の湿原号」の運行日は1月22日から3月21日まで

土曜・休日を中心とした計33日。昨年度2020年度より12日多い。

運行区間と時刻は上りが釧路11時05分発→標茶12時35分着、

下りが標茶14時00分発→釧路15時42分着。

 

乗車には乗車券と指定席券が必要。

指定席料金は従来840円だったが、今回の運行から倍の1,680円に値上げされる。

乗車券を含む運賃・料金は釧路~標茶間で2,970円。

 

2023年1月以降の運行で導入される「ストーブカー」のイメージ。【画像:JR北海道】

その次の2023年1月~3月の運行では、

リニューアルの第2弾として中間の2~4号車

(スハシ44 1・オは14 526・オは14 519)が「ストーブカー」としてリニューアル。

ダルマストーブを設置し、内装を「ノスタルジーを感じるどこか懐かしい室内」

(JR北海道)に変える。

このほか、1・3・5号車はトイレの洋式化や大型荷物置場の設置も行う。

「カフェカー」の2号車は現状のイメージを踏襲しつつ内装をリフレッシュするという。

 

JR北海道では、以前は、ニセコ、大沼、留萌、富良野・美瑛などで

SLが走っていましたが、経費削減化などの理由でやめてしましいました

 

釧路で運行を続けられている理由は、釧路湿原という観光地がある事と

蒸気機関車の運転手の技術継承のためだと言われています

 

JR北海道 プレスリリース

「SL冬の湿原号」客車のリニューアル第1弾が登場します!

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/211014_KO_SL.pdf