北海道新聞 函館版に乗っている記事ですが

 

歩道がなく危険…函館バス、東陣川停留所を来月移転 

近隣企業が敷地提供 エアコン付き待合用の小屋も

2021.09.24 19:10 北海道新聞 函館版

敷地内に設けたバス待合用の小屋の前で

「地域に少しでも貢献できれば」と話す中村社長(左)と函館バスの担当者

 

 

 

 函館バスは10月8日から、

函館市の東山町と陣川町にまたがる「東陣川」停留所を

上下線とも100~150m北東側の民間企業敷地内に移転する。

特に函館駅方面の停留所は歩道がなく、冬は車道を歩かないと行けない

“危険なバス停”だったが、企業が敷地を提供し、

風雨や雪をしのげる小屋も設置した。

民間企業の協力を得てバス停の安全対策をとるのは函館では初めてという。

 

 このバス停は市道東山墓園線にあり、

周辺住民や近くの第2新東山墓園の墓参客らが利用している。

上陣川方面は歩道に、函館駅方面は路面の外側にはみ出した形で

簡易壁で囲った待合スペースとともに設置されている。

現在の「東陣川」停留所。路側帯がない道路の外側に設けられている

 

 

冬は除雪作業で道路の外側や両端が雪で埋まるため、

利用者は車道通行を余儀なくされている。

また、道路の水はけが悪く、悪天時の通過車両の泥はねがひどかったという。

 

 そこで、近くにある鉄筋工事会社の(中村圭輔社長)が今春、

市道に接した敷地へ事務所を新築移転した際、

「早朝しか使わない(同社敷地内にある)大型車両の待機所をバス停にしてはどうか」と考え、

知人の市議を通じて函館バスに提案。

函館バス側も賛同し、必要な届け出などの準備を進めてきた。

赤い線が バスの運行経路の予想 新しいバス停の場所も、予想場所

 待合用のプレハブ小屋は新社屋を施工した森川組(海岸町)が「地域貢献になるなら」と提供。

LED照明や時計、パイプ椅子10脚に加え、夏の暑さや冬の寒さをしのげるようエアコンも付けた。

除雪や電気代負担は翔大鋼業が担う。

バスは道路から同社敷地内に進入して乗降を行う。

 

 翔大鋼業は大型車両が地域内を通行せざるを得ず、地元に迷惑をかけてきた面があったといい、

中村社長(42)は、

「利用客が囲いの向こう側にしゃがんで泥はねを防ぐなど、このバス停の危険な場面はよく見ていた。

せっかく便利な用地ができたので、これを利用して恩返しができれば」と話している。

(米林千晴)

 

ということで、まず函館バスのHP見てみたのですが

http://www.hakobus.co.jp/timetable/?busStopCode=16014

ここを通る、バスは、1時間に1本程度ですね

 

そして、グーグルマップ゛を見たところ、これまでのバス停は

林のそばにあって、冬、ここでバスを待つ場合は大変だと思いますね

 

そこで、近くにある鉄筋工事会社が、

]空いている場所を、バス待合所に使ってもいいですよ、という事になったのですが

普通はこれまで、エアコン付きというのは、市町村や、バス会社設置の待合所以外では

あまり聞いたことがありませんね。

 

周辺地図