北海道新聞に乗っている記事ですが

 

 

引退ディーゼル車 タイで復活 JRが無償譲渡 来年にも運行

2021.09.12 13:53 北海道新聞

タイ国鉄へ譲渡されるJR北海道のキハ183系ディーゼル車両

 

 

 【バンコク森奈津子】

タイ国鉄は10日、JR北海道から、

中古のディーゼル車17両を譲り受けると発表した。

特急「オホーツク」(札幌~網走)、「大雪」(旭川~網走)などで

使われていた車両で、改装後、来年にもタイの鉄路で活用する計画という。

 

 譲渡されるのは1981~82年に製造されたキハ183系の17両。

2017年に引退し、現在室蘭で保管されている。

車両自体は無償譲渡だが、

タイ国鉄が輸送関連費4225万バーツ(約1億4200万円)を負担し、10月にもタイに到着する。

 

 東南アジアで日本の中古車両の人気は高く、数多く輸入されているが、

使われずに放置されるケースもある。

タイ国鉄が16年にJR北海道から購入した夜行列車「はまなす」の

10両はいまだ稼働していない。

 

 タイでは今回の譲渡について、JRに感謝する声が上がる一方、

「赤字続きの国鉄が高額な輸送費をかけて運ぶ価値はあるのか」

といった批判も相次ぎ、議論を呼んでいる。

タイ国鉄は「譲渡車両の状態はとても良い。

新型コロナ禍の収束後、はまなすを含め観光列車として再利用する」と

説明している。

 

日本の車両は丈夫で、評判かいいようですからね

あともしかしたら、中間車だけ集めて、

機関車けん引の客車として使うのかもしれませんね