読売新聞 香川県版に乗っている記事ですが

 

停留所間 タクシー運行

2021.08.03 05:00 読売新聞 香川県版

仏生山川島線で実証事業へ

 高松市は、ことでんバス(高松市)が運行する路線「仏生山川島線」で、

利用者が予約した時刻にタクシーで停留所間を移動できるサービスの実証事業を10月にも始める。

 

 

バスとタクシーの中間を「バタクス」と名付け、近い将来の導入を目指しており、

実証事業をその第一歩としたい考えだ。(猪原章)

 

利用区間

高松市 路線維持 あり方模索

 仏生山川島線は、市立みんなの病院(仏生山町)と

市山田支所(川島本町)を結ぶ約4・5㎞のバス路線。

八つの停留所があり、ことでんバスが2018年9月から運行している。

 

 バスは1時間に1本だが、コロナ禍もあり、最近の利用は1便当たり平均1人に満たない。

しかし、高松市は、ことでんや路線バスなどが接続する/公共交通の結節点と行政拠点を結ぶ]

重要路線と位置づけており、「公共交通の維持は重要」として、この路線での実証事業の実施を決めた。

 

 実証事業では、利用者はタクシーの配車アプリなどで、乗降する停留所と乗車時刻を予約する。

運賃はバスとタクシーの中間程度を想定。

将来的には、地域を限定した上、自宅から目的地までの運行を目指す。

 

 人工知能(AI)やビッグデータを活用する最先端都市「高松市スーパーシティ構想」の一環で、

市は今年度予算に約3400万円を計上。

今後、高松タクシー協会や配車アプリの提供企業などとの協議を本格化させ、

10月をめどに実証事業を開始する予定だ。

その間、路線バスは運行せず、半年ほどで需要や課題を探る。

 

 高松市は現在、路線バスを維持するため、ことでんバスに補助金を出しており、

市交通政策課の西吉隆典課長は「ビジネスとして成立すれば、

行政のコスト削減、事業者の収益増につながる。

実証事業で課題を洗い出し、新たな交通手段を確立したい」と話す。

路線図を見てみました所、

高松市立みんなの病院から、山田支所を、まっすぐ結ぶバスで

利用者があまりいないけれど、沿線の住民の

利便性を計ったもののようですが、これもスマホがなければ

使えないので、ここも検討しなければいけませんね