北海道新聞に載っている記事ですが
天北線列車、懐かしの国鉄カラーに 屋外展示で風化、中頓別の有志修復へ
2021.05.28 05:00
中頓別駅跡のメモリアルパークに置かれたキハ22型気動車。
長年にわたり風雪にさらされ、青く塗られた車体にはさびが目立つ
北海道新聞@doshinweb天北線列車、懐かしの国鉄カラーに 屋外展示で風化、中頓別の有志修復へ:北海道新聞 どうしん電子版 https://t.co/Z2eicQ6slM
2021年05月28日 12:30
【中頓別】
かつてJR天北線を走り、現在は中頓別駅跡の「天北線メモリアルパーク」に
置かれているキハ22型気動車。
車体は長年の風雪にさらされてさびが浮かび、傷みが目立つ。
この気動車を修復して往年の色に塗り直そうと、地元の有志が活動を企画している。
天北線は1989年に廃止され、
町は旧中頓別駅周辺をバスターミナル中心のメモリアルパークとして整備。
気動車は町内の細谷建設から町に贈られた。
現在はパーク内のゲートボール場の道具置き場などとして利用されている。
車体は青く塗られ、前後や側面には鈴のイラストが描かれているが、
積雪地の町内に長く置かれているうちにさびが目立つようになった。
地域活性化に取り組むNPO法人中頓別町まちづくり協議会
(西浦岩雄理事長)のメンバーから「見るに忍びない」という声があがり、
有志が動きだした。昨冬は町からブルーシートの提供を
受け冬囲いを実施、車体の上に雪が積もりにくくなったという。
車体の修復には、同協議会のメンバー以外にも、
町内外の鉄道ファンらが関心を示し、協力を申し出ている。
有志は今後、修復費用の見積もりを取り、方法を検討する。
すべてを業者任せではなく、できる部分は住民参加とすることで、
町の発展を支えた鉄道の歴史を地域で伝えていく機会にもしたい考えだ。
車体は、国鉄時代の朱色とクリーム色に塗り直す予定。
鉄道が交通の中心だった時代の装いにすることで、
若い頃に道内を旅したシニア層が懐かしんで訪れるなど、
観光資源としても期待している。
(佐々木克昌)
古い車両を保存する際は、
出来るだけ現役で走っていた頃の塗色で保存してほしいですね
キハ22 国鉄色