弘前経済新聞(みんなの経済新聞ネットワーク)に乗っている記事ですが

 

 

五能線「リゾートしらかみ」の車窓に透過型ディスプレー 日本初の取り組み

2021.04.28

 

JR五能線「リゾートしらかみ」で現在、「e-モーションウインドウ」が実証搭載されている。

 

 

《動画ニュース》JRリゾートしらかみの窓ガラスに観光情報

 

 鉄道車両の窓に日本初の取り組みとして、55型の透過型ディスプレーを設置し、

天気や沿線の観光情報などを掲載する。

リゾートしらかみの青池編成

 

搭載されるのはリゾートしらかみの青池編成のみで、1号車と4号車展望室の2カ所。

 リゾートしらかみは秋田駅と弘前駅・青森駅間を奥羽本線・五能線経由で運行する観光列車。

「クマゲラ」「青池」「ぶな(橅)」の3つの編成があり、

それぞれ車内の雰囲気やシートが異なる。

日本海やリンゴ畑などの景色を見ることができるほか、

車内では津軽三味線の生演奏や津軽弁の実演などを行う。

 

 「e-モーションウインドウ」は、通常2重構造になっている車両の窓ガラスの間に、

有機ELディスプレーを挟み、車窓の景色に表示を重ねられることが特長。

運行エリアに合わせた観光情報を表示し、「将来的には外の景色と連動した情報掲載も考えている」と

JR東日本秋田支社営業部観光推進室の神大地さん。

 

 4月2日に設置した後、

「未来キター」「子どもの頃にアニメなどで見た技術」といった

SNSの声があったという。

神さんは「現在のところ9月までの試験搭載。

今後、新造される車両にも搭載できるよう続けていくので、

機会がある方は注目してほしい」と話す

 

JR東日本 秋田支社 プレスリリース

透過型ディスプレイ「e-モーションウインドウ」の試験搭載を実施します

https://www.jreast.co.jp/press/2020/akita/20210225_a02.pdf