北海道新聞に載っている記事ですが

 

 

この看板・標識は本当? 廃線後も残る「夕張駅」表記

2021.03.31 08:56 北海道新聞

 

 

 【夕張】

人口減、経済衰退が進む市内で、

廃止された施設を示すなど現状にそぐわない道路標識や看板が散見される。

JR石勝線夕張支線廃止から4月で2年となるが、

市内では「夕張駅」などと表示された道路標識が随所に残る。

廃線を知らない観光客が、駅があると思って車を

走らせることも想定され、改善が待たれる。

市は、観光客にとって紛らわしい古い観光案内看板を刷新する方針を示している。

「夕張駅」など2年前に廃止になった場所を示す道道38号の道路標識

 

 市内清水沢の道道38号夕張岩見沢線。

道路標識には「夕張駅」と「清水沢駅」と書かれている。

市内の道道を管理する札幌建設管理部によると、

夕張支線の駅名を表示した標識は10カ所。

こうした標識の更新基準はないという。

同管理部は「線路は廃止となっているが駅舎は残っており、

地元で店舗として活用されている例もある」としながらも

「時期は未定だが、今後対応を検討する」と話す。

 

 市内には国道452号など国道が2本あり、札幌開建によると、

夕張支線の駅名を表示した標識がかつて7カ所にあった。

駅がなくなった場合などは適宜、標識を更新しているといい、

今年3月中旬時点で数カ所残っていた標識も、

3月下旬までに「夕張駅」を「岩見沢」に変更するなどの修正を行った。

 

 市内にはかつて遊園地などを擁する「石炭の歴史村」があり、

遊園地がなくなった現在もこの看板が市内に残る。

市は新年度、主要観光施設の看板を新設する一方、

こうした古い看板を更新していく方針だ。

市地域振興課は「新型コロナウイルスの感染拡大が収まるのを見据え、

今から観光を活性化させる準備をしていきたい」と話している。(志村直)

 

これですね、この道路看板がある場所が特定されました。

あとこれは、両方意見があると思いますね。

 

今はない施設の表示は、直ちに削除すべし

 

という意見と、

 

そのままでいいのでは

「旧」文字を付ければいいのでは、という意見もありますし

 

そして、鉄道趣味一分野の廃線マニア人からは

廃線や、廃駅の中には、一切、記念碑や表示もなくなり、味気ない

せめて、過去にこのような施設があったことを示す

表示を残してほしい(説明文は、なくてもよい)

という意見もありますね