福井新聞に乗っている記事ですが

 

静岡鉄道車両、えち鉄「恐竜電車」に

「1010号」譲渡、恐竜博物館新装合わせ再出発

2021.02.19 11:30 福井新聞

静岡鉄道(本社静岡県静岡市)で活躍してきたベテラン車両「1010号」が、

えちぜん鉄道(本社福井県福井市)に譲渡されることになった。

 

観光列車の「きょうりゅう電車」に改造され、

2023年夏を予定する福井県立恐竜博物館(勝山市)のリ

ニューアルに合わせて福井で第二のスタートを切る。

 

 2月18日、静岡鉄道が譲渡を発表した。

1010号は1979年に製造された2両1編成で、

新静岡と新清水を結ぶ静岡清水線(営業距離11㎞)で

40年以上にわたって住民に親しまれてきた。

新型車両導入に伴い、熊本電鉄(本社熊本県熊本市)に譲渡される

1009号とともに静岡鉄道での役割を終えることになったため、えち鉄が交渉を進めていた。

 現在のきょうりゅう電車は、車両が通常の運行にも使用され、夏休みなど期間限定となっている。

専用車両化で内外装のデザインを一新でき、柔軟な運行に対応できるため、

豊北景一社長は「全国の子どもたちが県立恐竜博物館に向かう道中から

ワクワク感を楽しめるよう工夫を凝らしたい」と語る。

静岡鉄道の担当者は「福井での活躍を願っています」と話していた。

 

 3月6日午後1時5分の新静岡発柚木行きが1010号の地元でのラストランとなる。

当日午前10時から新静岡駅でえち鉄とコラボしたメモ帳が販売される。

メモ帳の購入者が手書きしたメッセージカードは、えち鉄に後日届けられる。

 

 1010号は3月末に兵庫県内の車両工場に搬送される。

デザイン決定後に改造され、えち鉄に運ばれる。

 

静岡鉄道プレスリリース

静鉄電車1009号・1010号の譲渡が決定!熊本電鉄・えちぜん鉄道で今後も活躍します