北海道新聞 稚内版に乗っている記事ですが

 

返礼品、旧天北線の

「石缶詰」人気 音威子府村ふるさと納税 無人駅維持へ鉄道ファンら寄付

2021.01.24 11:00 北海道新聞 稚内版

村が昨年11月にふるさと納税の返礼品に追加した、

旧JR天北線跡の石を入れた「線路の石缶詰」

 

 【音威子府】村が昨年11月、ふるさと納税の返礼品に追加した、

旧JR天北線跡の石を入れた「線路の石缶詰」が人気を集めている。

「鉄道のまち」ならではの返礼品に、全国の鉄道ファンらから寄付が寄せられている。

 

 「線路の石缶詰」は、1万円の寄付への返礼品。

ふるさと納税の業務を受託する村商工会によると、

道内や東京都、鹿児島県など全国各地から、84件92個(19日現在)の

申し込みがあったという。

 

 新潟県の「えちごトキめき鉄道」が

線路の石を入れた缶詰を商品化したのを参考に、

村内の若手でつくるまちづくりグループ「ノチウ」(佐藤志穂代表)が提案し、

1989年に廃止された天北線跡の村有地で石を拾い集めた。

 

 村のふるさと納税は、寄付の使い道として村内にある

JR宗谷線の3無人駅のいずれかを選択して維持管理や活用に充てられる。

昨年末まで天塩川温泉駅に32件、筬島(おさしま)駅と咲来(さっくる)駅に

各20件ほどの指定があった。

 

 村は「JR廃線の問題提起や村のアピールになる。

申し込んだ方はJRの存続や村への応援の気持ちが大きいと思うので、

ありがたい」としている。(和泉優大)

 

ふるさと納税 ポータルサイト(窓口の)ふるさとチョイス

旧国鉄・天北線『線路の石』缶詰 北海道 音威子府村