北海道新聞に乗っている記事ですが
札幌発展を象徴 開業から半世紀 市営地下鉄
2021.01.01 16:43 北海道新聞
札幌市営地下鉄は今年、南北線の開業から半世紀を迎える。
東京、大阪、名古屋に続いて全国4都市目。
1971年12月16日午前6時15分。当時の発着点だった北24条、
真駒内の両駅から営業第1号車がそれぞれ走りだした。
初日は25万5千人が利用。当時の市人口の実に4分の1に当たる計算だ。
「新しい世紀を画する地下鉄。札幌はこれからも可能性への挑戦を続けていく。
市民の足として安全で豊かに伸ばしていきたい」
当時の板垣武四市長は開業前日、大通駅での開通式で高らかに宣言した。
50日後には国内初の冬季開催となる札幌五輪の開会式が迫り、
北のまちは熱気と興奮に包まれていた。
南北線には初年度、騒音や揺れが少ないゴムタイヤを採用した
川崎重工製の車両(2000形)56両が投入され、走行を安定させるため、
架線がないモノレールのような案内軌条と併せ、「札幌方式」と呼ばれた。
霊園前(現・南平岸)~真駒内間は安価で工期の短い地上高架とし、
4・6㎞に渡りシェルターで覆った。
各駅に設置された自動改札機や券売機は時代の先端だった。
札幌市の人口は70年に100万人を突破。
地下鉄開業直前の71年11月には、さっぽろ地下街や、
当時市内有数の高さを誇った19階建ての現在の市役所本庁舎が完成した。
五輪後の72年4月には政令指定都市に移行。
都市化が急ピッチで進む中、地下鉄はその象徴の一つだった。
76年には東西線、
88年には東豊線が開業。
今では年間延べ2億3千万人が利用する市民の足へと大きく飛躍した。
今後も札幌のまちの姿とともに、走り続ける。
(取材・文 平岡伸志、加藤祐輔 撮影・金田淳
グラフィック 足立則明、斉藤奈津子)
地下鉄駅で「虹と雪のバラード」 電車到着時にメロディー
という事で、私が最初に乗った地下鉄は札幌でした
のちに、東京の地下鉄に乗ったときは、改札口に人がいましたら
平成元年の話ですがね。