北海道新聞に載っている記事ですが

 

 

青函トンネル内を210㎞/h走行 北海道新幹線 4日までの期間限定

2021.01 00:43 北海道新聞

青函トンネル内の高速走行を乗客に知らせる

北海道新幹線内の電光掲示板=31日午前(JR北海道提供)

 【函館】

JR北海道は31日、北海道新幹線の青函トンネル(全長約54㎞)内の

最高速度を現行の時速160㎞/hから210㎞/hに引き上げて走り、

トンネル内の走行時間を従来より3分短縮した。

営業運転での210㎞/h走行は初めてで、達成時には、

それぞれの車内の電光掲示板に、「青函トンネル内を最高速度210㎞/h走行」と表示し、

年末の帰省客らにアピールした。

 

 

 この日は、新函館北斗発東京着の上り7本で210㎞/h走行した。

ただ始発前のトンネル内の確認作業で、誤って異常を検知したため、

当初予定していた新函館北斗着の下り7本は従来の160㎞/hで走った。

 

 東京~新函館北斗間を最速でつなぐ「はやぶさ7号」と「はやぶさ13号」で、

同間を現在より3分短い「3時間55分」で走る予定だったが、

共に下り列車のため実現しなかった。

青函トンネル内の210㎞/h走行は4日までの期間限定で、

1日以降の高速走行で3時間55分達成を目指す。

 

 青函トンネルを含む貨物列車との共用走行区間(約82㎞)は、

すれ違う際の風圧で貨物が荷崩れする恐れがあり、

新幹線は、青函トンネル内は160㎞/h、その他の区間は140㎞/hに減速している。

年末年始は貨物列車が少ないため、

新幹線が貨物列車とすれ違わない時間帯を設定し、速度を引き上げた。

(徳永仁)

 

JR北海道プレスリリース

北海道新幹線の高速営業運転の一部とりやめについて

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201231_KO_Shinkansen.pdf