山陽新聞(岡山県)にのっている記事ですが

 

STU48号“購入費”ネット反響 玉野市長「賛同者が多い印象」

2020.12.16 10:48 山陽新聞

アイドルグループSTU48の船上劇場「STU48号」の

購入費を調査する方針を玉野市が示したことが、ネット上で話題になっている。

ファンらからは好印象の声が多く上がり、市は思わぬ反響の大きさに驚いている。

 

 

 来春をめどに活動を終えるSTU48号をめぐり、

11日の12月定例市議会一般質問で、渚洋一氏が、

3月に閉館した市民会館の代替施設として購入し、

海洋都市にふさわしい街づくりへの活用を促した。

黒田晋市長は「いくらで売買されるか調査する」と答弁。

やりとりを報じる記事(下の方に乗っている記事)が

同日夕、本紙の公式ツイッター(短文投稿サイト)に投稿されると、

15日午後4時までに、賛意を示す「いいね」が異例の500件を超え、

引用ツイートを含めたコメントは79件に上った。

 

 突然挙がった購入話に

「えっ!マジですか?!」

「ぶっ飛んだ発想、嫌いではない」と驚きのコメントが続出。

「うまく活用出来れば、観光都市として成長出来る可能性は十分にある」

「多目的劇場としても使っちゃいましょー!」

「瀬戸内各県などで出資してでもSTU48号の存続を願います」と

期待する声が多く寄せられた。

 

 一方で、

「いらねー」

「税金の無駄」など否定的な意見も。

大型ハード事業が控え、財政的に厳しい現状に

「お金はどこに…」

「購入するとなると批判は出るでしょうけど」

「船買う前にやることいっぱいあるだろ…」と厳しい声が続いた。

 

 一般質問では、購入費にふるさと納税やクラウドファンディングの活用も渚氏が提案。

「募金させていただきたい」「玉野市にふるさと納税したくなりました」

「クラファンしてでも買え」と早くも協力的な書き込みもあった。

 

 黒田市長は「批判が相次ぐかと思ったが、賛同者が多い印象。

知名度も上がり、シティーセールスにも合致する」と前向きに受け止めている。

 

 STU48号は、長崎県の企業が所有。福岡市の船会社が借り受け、

貨物フェリーを改造しリース。船上劇場を終えた後の使い道は未定という。

 

 

STU48号 玉野市が購入額調査 海の街PRでの活用視野に検討

2020.12.11 18:08 山陽新聞

 

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」が、

来春をめどに船上劇場「STU48号」での活動を終了することを受け、

玉野市の黒田晋市長は11日、海の街PRでの活用を視野に、

船の購入額を調査する考えを示した。

 

 12月定例玉野市議会の一般質問で渚洋一氏(同志の会)は、

3月に閉館した市民会館の代替施設としてSTU48号の購入や活用策を提案。

「300席ある。イベントを開催したり、瀬戸内かいわいで宣伝したりしたら話題性もある。

海が前面に広がっている市だからこそできる。ぜひ検討してほしい」と訴えた。

 

 黒田市長は

「近い考えを持っている。いくらで売買されるか調査する。

買う買わないは別だが、海の街の在り方という姿勢の表れでもある」と力説した。

 

 STU48号は、既存のフェリーを改修し、

ステージや客席を備える。全長77・8m、幅12・5m。

2019年4月に母港の広島港(広島市)で就役式を開き、

沿岸7県の主要港などを巡り公演してきた。宇野港には同年5月に初入港。

今年11月にも寄港し、船内で開港90周年記念イベントが行われた。

 

という事ですが、まずは、どれぐらいの値段で、買う事が出来るか

調べたうえで、この値段で、多くの人の支援と資金が集まって

施設が十分活用すればいいのですが

お金は集まったが、施設が活用されなかった場合は、

再び批判に晒されることになると思いますので、十分な計画が必要ですね。