北海道新聞 中空知版に乗っている記事ですが

新十津川駅、誕生日の10月10日で終幕 来年度中に駅舎取り壊し 閉鎖日まで「軌跡展」

2020.09.18 18:28 北海道新聞 中空知版

戦前の札沼線の時刻表のコピーも展示されている「新十津川駅の軌跡展」

 【新十津川】

5月に廃止となったJR札沼線の旧新十津川駅の駅舎が

開業日の10月10日、89年の歴史に完全に幕を下ろし閉鎖される。

駅舎内に現在もある町の駅観光案内所も同時に終了する。

駅舎では現在、閉鎖を前に懐かしの写真などが並ぶ「新十津川駅の軌跡展」が開かれている。

 

 新十津川駅は1931年(昭和6年)10月10日に誕生し、現駅舎は53年の完成。

軌跡展は、町や観光協会などでつくる実行委員会が

「新十津川駅の歴史を振り返ってもらおう」と企画、駅閉鎖の日まで続けられる。

 

 70年代の駅周辺の空撮や、72年6月に新十津川~石狩沼田間が廃止された日の

ホームの様子など写真パネル12枚を展示。

34年から56年までの時刻表のコピーもあり、札沼線の変遷が分かる。

札幌市から夫婦で訪れた60代女性は

「初めて来たが、地域の人に大切にされてきた駅だと感じた。

閉鎖されるのは残念」と写真や駅舎に見入っていた。

 

 駅の観光案内所は現在、町地域おこし協力隊員が常駐、

午前9時から正午まで対応しているが、駅の閉鎖とともに終了する。

駅舎を管理する町は来年度中に取り壊し、

2023年度までに記念の公園を整備する方針。

(小池啓人)

 

駅舎閉鎖に先立って、新十津川駅前にあります、グッズ販売と軽食処の

寺子屋さんが9月末で閉店しますのでの、下記の日時で

寺子屋お別れ会やるそうです

 

 

【JR札沼線・新十津川駅前「寺子屋お別れ会」のお知らせ】

2020年9月21日(祝・月)・22(祝・日)

10~15時

詳しくは、画像をご覧ください。