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旧増毛駅入場券レプリカ 2年で2000枚突破 

購入者は高倉健さん後輩 「髪のお守り」土産に人気

2020.06.25 05:00

駅前観光案内所で売られている旧増毛駅の硬券入場券レプリカ(右)と裏側

 【増毛】

JR旧増毛駅の硬券入場券レプリカの販売が23日、2千枚を突破した。

販売開始からちょうど2年。故高倉健さん主演の映画「

駅 STATION」のロケに使われた駅前観光案内所だけで販売しており、

記念の2千枚目を買った60代の男性は、健さんの高校の後輩だったという。

 

 レプリカ(縦約2・5㎝、横約5・5㎝)は、

留萌~増毛駅間が廃線になった2016年12月の1年半後の18年6月に販売を開始。

町観光協会が本物をベースに、「留萌駅発行」という文字を

「増毛駅発行」などに一部変えただけで、本物そっくりだ。

 

 廃線前に激増した観光客来訪が落ち着いた後も、「

何か記念の品はないの」と聞かれることが多く、

堀雅志町長がJR北海道の許可を得て、販売することになった。

町名にちなんだ「増毛(ぞうもう)のお守り」として知人らに配るため、

10枚単位で購入する人もおり、発売から4カ月で700枚以上が売れた。

 

 裏面に販売順を示す番号が書かれており、

2千枚目は東京からの男性4人グループのうち3人が買い求めたうちの最初の1枚。

買った男性は「私は健さんと同じ高校(福岡県立東筑高校)の後輩なんだ。

前に来た時は毛が薄い友人に配ったよ」と笑顔で思い出を語った。

グループが去った後、常駐スタッフの仙北近江さんが、

次に売るレプリカの番号を見ると2003番で、3人は2000番から2002番を

買っていたことが分かり驚いたという。

 

 レプリカは「年間千枚売れている、うちの一番の売れ筋商品」(仙北さん)。

希望者には日付を印字し、価格も170円で、

お土産として手軽に買えることも人気の理由とみられる。(高橋浩志)

 

という事で、ちょっと探したところ、手元に増毛駅の入場券がありました

日付が平成3年9月2日に、留萌駅で買っていますね